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パルコ 商業施設で活躍するロボットが描く未来は?

パルコはファッションビル経営の先駆でデベロッパー事業が主力です。
2012年にJフロント傘下となっています。

2013年7月に投資しています(2回目)。
1,070円で購入しています。

今回は78期PARCO REPORTと株主優待について紹介したいと思います。

経営数値目標の部分が濡れているのはビールの水滴です。
申し訳ありません(汗)

2017年からIFRSを任意適用、ストレッチした目標だと思います。

パルコ_2017③

営業利益・経常利益は5年連続で過去最高益を更新しています。
当期純利益は大津の店舗閉鎖損失があるものの、固定資産売却益等で過去最高益です。

事業拠点の改廃、テナント構成の改編、カード会員の稼働向上等が寄与していますね。

パルコ_2017④

興味深かったのが「ICT活用」の部分です。

商業施設で活躍するロボットの話が出ています。
今は人手不足が叫ばれていますが、そのうち人が働くところがなくなる気がします…

パルコ_2017⑤

株主優待は保有3年以上で2,000円分の優待券です。
「大丸・松坂屋買い物優待券」はJフロント株主の私には使い道がありません…

パルコ_2017⑥

優待券は「PARCO」のみで「ZERO GATE」では利用できないんですかね。
その場合、新規出店する錦糸町の店舗は「PARCO」でお願いしたいと思います(=゚ω゚)ノ

パルコ(東証1部、8251)の主な指標(2017/5/15現在)
株価 : 1,196円
PER(予想) : 16.40倍
PBR(実績) : 0.99倍
EPS(予想) : 72.94
1株配当(予想) : 23.00円
配当利回り(予想) : 1.92%

株主優待
権利確定月 2月末日・8月末日
(1)「パルコ株主ご優待〈PARCOカード・クラスS〉」を発行 ※100株以上
パルコでの買い物に〈PARCOカード・クラスS〉ご利用で5%OFF

(2)お買物券
パルコ内映画館での映画鑑賞またはパルコ店内での1,000円分の買い物に利用可
100株以上 1枚
500株以上 2枚
1,000株以上 4枚
5,000株以上 8枚
10,000株以上 12枚
※3年以上継続保有:上記に1枚追加

(3)「大丸」・「松坂屋」でのお買い物ご優待券を進呈
「大丸」・「松坂屋」の店頭で現金・商品券によるお買い上げ2,000円毎に100円割引
<2月末> 40枚(4,000円分)  <8月末> 新規株主 20枚(2,000円分)

(4)ギャラリーパスを進呈 ※1,000株以上保有
PARCO内のアートスペース、「大丸」「松坂屋」各店の有料文化催事に株主とご同伴者
1名様まで無料で入場できる「パス券」を進呈

総合利回り(予想) : 3.60%
上記は100株保有の場合(お買物券のみ換算、3年以上継続保有で5.27%)


ヴィア・ホールディングスは本日966円で売却しました。

業績が悪い会社が優待の負担を支えきれなくなった。
ま、ある意味会社からすると合理的な話だと思います。
総合利回りだけではなく収益面/財務面からも企業をチェックしましょう!

そういった観点からみると、9,000億円の純利益を稼ぎながら増配もせず株主優待を廃止する
会社の方がタチが悪いと思いました(=゚ω゚)ノ
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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