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鳥貴族 値下げすることは絶対にない

鳥貴族は焼き鳥屋「鳥貴族」の単一ブランドを東名阪を中心に展開しています。

買付日 : 2018年1月
数量 : 100株
取得単価 : 3,450円

今回は業績と株主優待について紹介したいと思います。

2018年7月期(4Q)
売上高 33,978百万円(+15.8%)
営業利益 1,681百万円(+15.4%)
当期利益 662百万円(△31.6%)

・増収は直営店新規出店85店舗と前期新規出店58店舗が寄与
・増収と17年10月からの価格改定による粗利の向上により経費の増加を吸収
・不採算店舗に関する減損損失として505百万円を計上

一番のトピックスは「既存店売上高前年比推移」でしょう。
7月の客数は前年比85.8%まで下落しています。
コアターゲット層である20~30代の会社員・学生でも客離れが見られるようです。

次期の取組みですが、「新規出店を一時取りやめ、既存店の回復に注力する」としています。
中計はほぼ白紙に戻ったと認識して良いかと思います。

業績予想ですが、比較的保守的に作られているので達成は可能かと思います。
(これを達成できないようではかなり良くない状況です)

・既存店売上高 前期比97%(上期94%、下期100%)
・人件費率は前期並みを計画
・店舗の労働環境改善のための改修等の投資 100百万円
• 不振店の退店や減損損失の可能性を想定し、特別損失として400百万円を織り込む


株主優待はお食事ご優待券です。
私は100株保有で1,000円/年2回となっています。

鳥貴族_2018③

既存店の回復へ向けては、「過去利用していた方」の呼び戻しだけでなく、
潜在顧客の新規取り込みが最重要課題と認識しているようです。

どのような手段でそれを実現しようとしているのか、お手並み拝見ですね。

鳥貴族(東証1部、3193)の主な指標(2018/11/7現在)
株価 : 2,176円
PER(予想) : 33.75倍
PBR(実績) : 3.65倍
EPS(予想) : 64.47
1株配当(予想) : 8.00円
配当利回り(予想) : 0.37%

株主優待
権利確定月 1月末日・7月末日
お食事ご優待券
100株以上 年間2,000円相当(1,000円相当を年2回)
300株以上 年間6,000円相当(3,000円相当を年2回)
500株以上 年間10,000円相当(5,000円相当を年2回)

総合利回り(予想) : 1.29%
上記は100株の場合


東洋経済ONLINEに鳥貴族大倉社長のインタビューが掲載されています。
ホルダーの皆様(&外食株が好きな方)は一読をお勧めいたします(^^)/

https://toyokeizai.net/articles/-/247843
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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