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ロコンド どうやって20年度の営業利益30億円を実現する?

ロコンドは靴を中心とした通販サイトを運営。

買付日 : 2018年2月
数量 : 400株
取得単価 : 1,154円

今回は業績と株主優待について紹介します。

2019年2月期(4Q)
売上高 6,710百万円(+△%)
営業利益 △979百万円(+△%)
当期利益 △465百万円(+△%)

・取扱高は+48%、売上高は+69%と大きく伸長
・広告関連費用が計画値を下回って着地したため、利益は計画していた赤字額内に収まる

取扱高が計画値未達でした。

要因はマガシークとのMAGALO同盟効果が計画値を大きく下回った事にあります。
実績は1億円未満、計画比で-11億円超…

連携システムの問題によって、d fashionでの販売計画も一旦保留となっています。
結果、MAGALO同盟や他社ECとの同盟効果は19年度以降の計画値に織り込みにくい状況となっています。

一方で中計2年目の計画値は従来のまま据え置きます。
モバコレの統合効果、そしてLOCOCHOC取扱高の伸長を見込んでのことです。

こういった状況で、2020年度「営業利益30億円」の難易度は高いと踏んでいます。
(現在の見込値: 22億円)

とはいえ諦めた訳ではなく、織り込んでいる成長ドライバー以外のアップサイドを検討しています。
カギになるのはプラットフォーム事業です。


株主優待は2,000円OFFクーポン/年2回です。

ロコンド_2019

利益目標に未達懸念があるということですが、今回の資料は状況が分かりやすく好印象です。
当然意識してでしょうが、アップサイド候補も挙げられており今後に期待したいと思います。

ロコンド(マザーズ、3558)の主な指標(2019/6/24現在)
株価 : 886円
PER(予想) : 48.98倍
PBR(実績) : 3.17倍
EPS(予想) : 18.09
1株配当(予想) : 0.00円
配当利回り(予想) : 0.00%

株主優待
権利確定月 2月末日・8月末日
2,000円OFFクーポン
100株以上 1枚
5,400円(税込)以上の買物につき2,000円OFF

総合利回り(予想) : 4.51%


ZOZOがアプリを活用し足のサイズを計測できる「ZOZOMAT」を提供すると発表しました。

これを受けて当社の株価は大きく下落しています。
ZOZOの株価も下がっていますが…

個人的見解ですが、市場が一定規模になるまでは競合・似たサービスはあった方が良いと思います。
これによりマーケットが拡大することを期待する訳です。

○○Payと同じ構図ですね(^^)/

靴のECはまだ過渡期ですから、互いに切磋琢磨して良いサービスを提供してもらえればと思います。
(よって他社や他人をディスっている暇はないのです)
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RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしています
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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