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イオン カジタクの不正会計処理の修正額を一括計上

イオンは国内流通2強の一角、総合スーパー(GMS)中心。
M&Aで成長。上場子会社で金融、不動産など。

買付日 : 2012年5月
数量 : 100株
取得単価 : 1,014円

今回は第95期中間報告書について紹介します。

イオン_2019④

2020年2月期(2Q)
営業収益 4,290,215百万円(+0.6%)
営業利益 86,326百万円(△3.9%)
当期利益 3,791百万円(△64.1%)

・GMS、SMが減収も、ヘルス&ウエルネス、総合金融、ディベロッパー、国際の4事業が増収
・GMS、SMが減益も、ヘルス&ウエルネス、総合金融、ディベロッパー、国際の4事業が増益

営業利益の絶対額が一番大きいのが総合金融、次いでディベロッパーです。
つまりそういうことなんです。

イオンディライトの子会社であるカジタクで不正会計処理及び誤謬が発覚しました。
1Qに修正額を一括計上しています。

決算短信の表紙にもご丁寧に「子会社不正会計等影響を除く」金額を記載しています。
それがなければ過去最高益だったそうです( ̄^ ̄)ゞ

トップインタビューでも全く触れていませんし、自分たちには関係ないとでも言いたいのでしょうか。

イオン_2019⑤

グループの成長を牽引する“アジアシフト”が紹介されています。

拠点数構成で海外は20.6%、エリア別営業利益構成で16.8%を占めています。
韓国が2,566拠点ありますが、大丈夫なのかしらん。

イオン_2019⑥

不振の国内スーパーマーケットは改革を行っています。

全国6エリアにおいて5,000億円程度の売上規模の企業体への再編を進めています。
再編により各エリアで成長投資が可能な規模となり、エリアで効率的・最適な事業基盤を整備していきます。

イオン(東証1部、8267)の主な指標(2019/11/22現在)
株価 : 2,244.5円
PER(予想) : 75.57倍
PBR(実績) : 1.78倍
EPS(予想) : 29.70
1株配当(予想) : 36.00円
配当利回り(予想) : 1.60%

株主優待
権利確定月 2月末日・8月末日
半期100万円までの買上金額に対し、保有株に応じた返金率でキャッシュバック
100株以上 3%
500株以上 4%
1,000株以上 5%
3,000株以上 7%

権利確定月 2月末日
イオンギフトカード
1,000~1,999株 2,000円
2,000~2,999株 4,000円
3,000~4,999株 6,000円
5,000株以上 10,000円
※3年以上継続保有(2・8月末日、同一株主番号、7回以上連続)

総合利回り(予想) : -%


キャッシュバックです。
私は100株保有で返金率は3%、購入額は24,835円でした。

他優待の利用やキャッシュレス支払いが増えて、購入額は低位安定しています( ̄^ ̄)ゞ

イオン_2019③
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RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしています
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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