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千趣会 事業規模適正化の影響は?

千趣会は「ベルメゾン」を展開するカタログ、ネット主体の通販大手。

買付日 : 2017年6月
数量 : 100株
取得単価 : 803円

今回は第75期事業報告書と株主優待について紹介します。

千趣会_2020②

2019年12月期(4Q)
売上高 89,150百万円(△21.3%)
営業利益 772百万円(-%)
当期利益 8,182百万円(-%)

・通販事業の減収により売上高は大幅減
・原価率の大幅な改善および販管費の減少により、営業黒字化を達成し前年から大幅改善
(大幅使い過ぎだな…)

ベルメゾン事業の規模適正化、フィールライフの清算、他子会社の連結除外等が減収の要因です。
今の利益をみると、売上が大きければ良いというのは幻想というのが良く分かりますね。

とはいえセグメント別でみると通信販売事業の営業利益は△805百万円です。
稼ぎ頭はブライダル事業の971百万円となっています。

千趣会_2020③

株主優待は買い物券です。

私は100株保有で1,000円/年2回となっています。
12月末は長期保有2年以上で+1,000円です。

千趣会_2020

今期は2016年以来となる復配(2円/年)を実施しています。
投資CFの増加で資金繰りは改善していますが、そんなに慌てなくてもと思った次第です。

千趣会(東証1部、8165)の主な指標(2020/4/3現在)
株価 : 330円
PER(予想) : 6.03倍
PBR(実績) : 0.37倍
EPS(予想) : 54.74
1株配当(予想) : 4.00円
配当利回り(予想) : 1.21%

株主優待
権利確定月 6月末日・12月末日
(1)ベルメゾンお買い物券
100株以上 1,000円
300株以上 2,000円
500株以上 4,000円
1,000株以上 5,000円
(2)長期保有株主に対してお買い物券追加贈呈(12月末)
100株以上 1年以上:500円、2年以上:1,000円、3年以上:1,500円
300株以上 1年以上:1,000円、2年以上:1,500円、3年以上:2,000円
500株以上 1年以上:1,500円、2年以上:2,000円、3年以上:3,000円
1,000株以上 1年以上:2,000円、2年以上:3,000円、3年以上:4,000円
※毎年12月31日現在、1年以上、100株以上保有の株主にお買い物券を追加贈呈

総合利回り(予想) : 7.27%
上記は100株の場合(保有期間1年未満)


早く何の気兼ねもなくパーッと飲みに行きたいですね(=゚ω゚)ノ

B_2020⑦
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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