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壱番屋 インド出店は長年の夢

壱番屋はカレー専門店「CoCo壱番屋」等を直営・FC展開。
TOBでハウス食品グループ本社の子会社に。

買付日 : 2015年7月
数量 : 200株
取得単価 : 2,450円

今回は第38期定時株主総会招集ご通知と株主優待について紹介します。

壱番屋_2020

2020年2月期(4Q)
売上高 51,495百万円(+2.6%)
営業利益 5,204百万円(+17.2%)
当期利益 3,257百万円(+16.8%)

・国内CoCo壱番屋の全店売上高は+0.7%で増収を確保
・値上げが奏功し、増益(営業・経常利益は4期ぶり過去最高)

既存店売上高の推移は以下の通りです。
上期:売上高+1.4%(客数△0.5%、客単価+1.9%)
下期:売上高△0.3%(客数△2.4%、客単価+2.2%)
年間:売上高+0.5%(客数△1.5%、客単価+2.1%)

19年3月の値上げ以降ネットで値上げによる客数減でネガティブな記事を見ました。
期末にかけて客数も戻り基調ですし、ぜひ後追い記事を書いて欲しいですね(ニッコリ)

壱番屋_2020②

海外に関しても前期末+14店舗となりました。
利益面でも中国を除いて増分となり、+147百万円の増益となっています。

インド出店に向けての準備が進んでいます。

インドからイギリスを経由して日本に伝わったとされるカレーをインドに里帰りさせる。
長年の夢だったそうです(=゚ω゚)ノ

壱番屋_2020③

株主優待は優待券です。
私は200株保有で2,000円/年2回となっています。

壱番屋_2020④

次期の業績予想については4/6にコロナ影響を織り込んだ形で開示しています。
大幅な減収減益予想も配当は据え置きとしています。

前提となる既存店売上高は国内で90%(上期87.5%)、海外で65%です。
初見ではちょっと見通し甘いかなという印象でした。

月次データをみると、3月は90.2%、4月は74.0%です。
(2ヶ月計で82.4%)

やはりもう少し厳しめに見込むべきだったかなと思います。

壱番屋(東証1部、7630)の主な指標(2020/5/13現在)
株価 : 4,860円
PER(予想) : 144.99倍
PBR(実績) : 5.05倍
EPS(予想) : 33.52
1株配当(予想) : 80.00円
配当利回り(予想) : 1.65%

株主優待
権利確定月 2月末日・8月末日
優待券(500円券)
100株以上 1,000円相当
200株以上 2,000円相当
1,000株以上 6,000円相当
2,000株以上 12,000円相当

総合利回り(予想) : 2.06%
上記は100株の場合


5月に株主総会を実施する企業からの株主総会招集通知が届いています。
赤枠で対応について記載し、お土産はないよ(笑)というのがスタンダードです。
(まさに当社の表紙がそうです)

イオン北海道は招集通知発送後に会場が変更になる旨の連絡がありました。
会場が営業自粛により使用できなくなったとのことです。

今後はリモート型やハイブリッド型の株主総会が流行するのでしょうか?
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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