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トリドールホールディングス 中食ニーズの積極的な取り込み

トリドールHDは焼き鳥店が発祥。
低価格のセルフ式うどん「丸亀製麺」にシフト。海外でも積極展開。

買付日 : 2015年9月
数量 : 200株
取得単価 : 750円

今回は第30期事業報告書と株主優待について紹介します。

トリドール_2020②

2020年3月期(4Q)
売上収益 156,478百万円(+7.9%)
営業利益 4,367百万円(+89.7%)
当期利益 1,956百万円(+633.2%)

・199店舗(純増103)を出店し、増収確保
・丸亀製麺、国内子会社が好調により増益

国内では計79店舗を出店しています。
内訳は丸亀製麺(35店舗)、コナズ珈琲(13店舗)、肉のヤマキ(9店舗)、天ぷらまきの(5店舗)等です。

海外は120店舗出店、67店舗撤退で試行錯誤の様子が伺えます。

コロナ影響で当期の損益に以下の影響があったと記載されています。
ただし根拠が記載されていませんのであくまで参考程度で。
売上高:△3,731百万円
事業利益:△1,615百万円

トリドール_2020③

新型コロナ感染防止対策を実施するほか、コロナ対策版のテレビCMを放映しています。
このCM良く見た気がします。

こういった状況なので中食ニーズの積極的な取り込みを行います。

うどんは若干テイクアウトで分が悪そうですが…
大手包材メーカーのテイクアウト専用容器で手作りできたてのテイクアウトを実現しているそうです。

トリドール_2020④

株主優待は割引券です。
200株で4,000円/年2回となっています。

毎日出社していた時は万々歳だったのですが、今は使い切れるか心配です。

トリドール_2020⑤

次期の業績予想はコロナ影響により減収減益、配当予想は据え置きとしています。
一定の前提のもと業績予想を開示している点は評価したいです。

概ね上半期まで継続し、その後徐々に回復すると想定しています。
丸亀製麺(売上高):1Q△48%、2Q△15%、下期12%、通期△10%

トリドールHD(東証1部、3397)の主な指標(2020/6/16現在)
株価 : 1,244円
PER(予想) : -倍
PBR(実績) : 2.34倍
EPS(予想) : -8.20
1株配当(予想) : 6.25円
配当利回り(予想) : 0.50%

株主優待
権利確定月 3・9月末日
100円割引券
100株以上 30枚綴り(3,000円相当)
200株以上 40枚綴り(4,000円相当)
1,000株以上 100枚綴り(10,000円相当)
2,000株以上 150枚綴り(15,000円相当)

上記に加え、1年以上継続して200株以上保有の株主に追加贈呈
200株以上 30枚綴り(3,000円相当)

総合利回り(予想) : 5.33%
上記は100株の場合


良く分かっていないのですが、昨日はTwitterで優待ケースの話題が多かったようです。

私の優待ケースは未使用のものがたまっており、とにかく重いです(汗)
吉野家とか1冊あれば良いだろというものは間引いておきました。
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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