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ファーストコーポレーション どこに資源を投下する?

ファーストコーポレーションは首都圏軸に分譲マンション建設。
用地手当てから建築まで一貫の造注方式に強み。

買付日 : 2017年11月
数量 : 100株
取得単価 : 1,230円 ※NISA口座を利用

今回は第9期事業報告書について紹介します。

ファーストコーポレーション_2020④

2020年5月期(4Q)
売上高 23,418百万円(+23.2%)
営業利益 1,342百万円(△28.5%)
当期利益 872百万円(△31.6%)

・事業用土地売却による不動産売上高の増収により共同事業の減収をカバー
・造注案件減少による利益率押し下げにより減益

完成工事高は上期の進行工事減少により前期比減収となるもほぼ計画通りでした。
造注案件の減少・着工ずれ等による利益率低下により減益となっています。

下期の用地取得等により期末在庫と借入金が増加しています。
結果、自己資本比率は前期末の51.9%から33.9%と急速に悪化しています。

第10期以降はこれが収益貢献し、利益率が改善していく見込みのようです。

ファーストコーポレーション_2020⑤

そんな中、自己株式の取得を発表しています。
6/1から上限100万株、買付資金7億円、期間1年間としています。

9月の実績見ましたが定期的に買付けしているようですね。
とはいえ決算短信の業績予想におけるEPSで取得影響を加味するのはやりすぎかと。

という訳で、ない袖は振れぬということで株主優待の改悪を発表しています。

ファーストコーポレーション(東証1部、1430)の主な指標(2020/9/18現在)
株価 : 672円
PER(予想) : 9.17倍
PBR(実績) : 1.44倍
EPS(予想) : 73.31
1株配当(予想) : 22.00円
配当利回り(予想) : 3.27%

株主優待
権利確定月 11月末日
QUOカード
500株以上 1年以上:2,000円分、3年以上:3,000円分
1,000株以上 1年以上:3,000円分、3年以上:5,000円分
5,000株以上 1年以上:5,000円分、3年以上:10,000円分

総合利回り(予想) : 3.87%
上記は500株、保有期間1年以上3年未満の場合


最近「Get Wild退勤」というのが流行っているとか。

Get Wildを会社のドアを開けた瞬間に流すと、めちゃくちゃいい仕事を終えた気持ちになれるそうです。
世代なので気持ちは良く分かります(笑)
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Author:RYU
某企業で財務の仕事をしています
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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