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Casa 求償債権の増加による負担が大きいが…

Casaは家賃債務保証独立系大手。

買付日 : 2019年5月
数量 : 100株
取得単価 : 1,020円

今回は業績と株主優待について紹介します。

2021年1月期(2Q)
売上高 5,021百万円(+8.2%)
営業利益 368百万円(△48.1%)
当期利益 231百万円(△50.2%)

・新規契約件数の増加等により増収
・貸倒引当金繰入額、システム投資により減益

申込は緊急事態宣言で落ち込むも解除後は前年を上回る実績となっています。
売上の内訳として初回保証料は+7.9%、年間保証料は+8.9%となっています。

売上原価に計上される貸倒引当金が負担となっています。

これは保証残高に対する求償債権の割合が高くなっていることが影響しています。
20.4Q 7.8%→21.1Q 8.9%→21.7月 8.7%

一方で公的支援制度により滞納発生額が減少し、2Qでは貸倒引当金の戻入れをおこなっています。
2-6月の滞納率はほぼ11%台で推移、7月は9.9%


株主優待はQUOカードです。
私は100株保有で1,000円/年1回となっています。

Casa_2020②

個人的にはコロナ禍は当社にとって(今は辛いかもしれませんが)ビジネスチャンスになったと思っています。

やはりこういった保証があった方が良いと思ったオーナーが多かったはずです。
それが新規加入を呼び、ストックにつながるのではと考えます。

Casa(東証1部、7196)の主な指標(2020/10/6現在)
株価 : 1,222円
PER(予想) : 12.21倍
PBR(実績) : 1.93倍
EPS(予想) : 100.07
1株配当(予想) : 30.00円
配当利回り(予想) : 2.45%

株主優待
権利確定月 7月末日
QUOカード
100株以上 1,000円分
500株以上 2,000円分
1,000株以上 3,000円分

総合利回り(予想) : 3.27%
上記は100株の場合


Go To イートで鳥貴族が話題になっていますね。
色々思うことはありますが、せっかくであれば双方が気持ちよくなれる使い方が良いですよね。
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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