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すかいらーくホールディングス レストランチェーンから 「食の総合型企業」へ

すかいらーくはファミレス最大手、主力業態は「ガスト」。

買付日 : 2016年4月
数量 : 100株
取得単価 : 1,394円 ※NISA口座を利用

今回は業績と株主優待について紹介します。

2020年12月期(4Q)
売上収益 288,434百万円(△23.2%)
営業利益 △23,031百万円(-%)
当期利益 △17,214百万円(-%)

・コロナによる客数減、深夜短縮等により減収
・減収及び粗利率の悪化により営業赤字

客数で964億円の減収要因です。
1,000億円も減収になればそりゃ赤字になりますよね…

ちなみに深夜短縮の影響が122億円の減収要因となっています。
こちらはコスト削減とセットで判断する必要があります。

テイクアウト、デリバリの増要因もありますし、イートインは単価増になっているようです。

粗利率の悪化は大幅な売上減により一時的に生産・物流効率が悪化したことによるものです。
広告宣伝費・賞与などのコスト削減により155億円の改善を図りましたが足りませんよね。
賞与の減がコスト削減に含まれるのが辛いですね…


株主優待は食事券です。
私は100株保有で2,000円/年2回となっています。

すかいらーく_2021

外食事業を中核として「外食・中食・内食」まで裾野拡大を視野に入れます。

「食の総合型企業」へ向けた3段階のフェーズを設定しています。
2021~2022年は第一フェーズとして高収益体制の確立に取り組みます。

戦略は以下の取組みにより既存店売上を強化し、強固な基盤を再構築することです。
① デリバリ―・テイクアウト売上拡大
② 業態転換
③ 既存店の経営資源の最大活用
④ ライフスタイルに対応したメニュー開発

どこの外食でも同様の施策を実施していますが、当社は圧倒的な資産(店舗/ブランド)が強みだと思います。

店舗を活用したデリバリー、テイクアウトへの対応やデリバリ―需要の獲得に向けた業態転換。
空白エリアではデリバリ―/TO専門店の出店を行っています。

自社の「からあげ専門店ブランド」をガスト全店に展開するのは既存店売上高に寄与しています。
目的来店志向の強い専門業態への転換などは多彩なブランドを保有している当社ならではかと。

すかいらーくホールディングス(東証1部、3197)の主な指標(2021/4/9現在)
株価 : 1,689円
PER(予想) : 832.02倍
PBR(実績) : 2.93倍
EPS(予想) : 2.03
1株配当(予想) : -円
配当利回り(予想) : -%

株主優待
権利確定月 6月末日・12月末日
優待食事券
100株以上 2,000円分
300株以上 5,000円分
500株以上 8,000円分
1,000株以上 17,000円分

総合利回り(予想) : -%
上記は100株の場合


サンリオショップで優待券を利用してきました。

KTファスナーファイルA5HPで税込990円です。
まあ10円余らせるのは許容範囲でしょう。

サンリオ_2021③
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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