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CFO最先端を行く経営管理

「CFO最先端を行く経営管理」(昆政彦・大矢俊樹・石橋善一郎/中央経済社)を読みました。
※2021年4冊目

CFO最先端を行く経営管理_2021

本書の内容は以下の通りです。

CFOの本来の役割とは?
その右腕となるFP&Aの機能とは?
これからのCFOのあり方と米国企業の経理・財務の経営支援の要であるFP&Aから最高の経営実践を学ぶ。


CFOは皆さんご存知だと思いますが、FP&Aはなじみが薄いと思います。
FP&AはFinancial Planning & Analysisの略称です。

「分析、予測、計画の策定、業績報告といった業務を通じて、経営や事業の意思決定プロセスに貢献する」
というのがFP&Aの主な業務になります。

海外の先進企業ではFP&Aは経営の意思決定を支える機能としてCFO傘下に確立しています。
一方で日本では経営企画部門や経営管理部門、事業部の企画・管理部門で行っているケースなど様々です。

決算プロセス等が外部化・自動化されていく中で、経理人材はこういったポジションでの活躍が求められます。
もちろん制度決算の知識だけは足りず、管理会計・企業財務・事業戦略の知識・経験が必要です。

またどの仕事でも大切だと思いますがリーダーシップやデジタルスキルも求められます。

私は管理会計・企業財務のキャリアが長いのでこういった仕事は近いところにあります。
ただしビジネスパートナーとしてのマインドセットがないとFP&Aという機能で成果を上げることはできません。

様々な示唆に富む書籍でした(=゚ω゚)ノ

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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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