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DDホールディングス 債務超過

DDホールディングスは居酒屋「わらやき屋」など複数業態の飲食店を運営。

買付日 : 2019年8月
数量 : 100株
取得単価 : 1,500円

今回は第25期年次報告書と株主優待について紹介します。

DDホールディングス_2021

2021年2月期(4Q)
売上高 23,483百万円(△59.1%)
営業利益 △9,703百万円(-%)
当期利益 △8,507百万円(-%)

・各段階利益「赤字」が継続
・債務超過(純資産額△301百万円)

売上高はGo To Eat/Travel等の政策により回復傾向にありましたが時短要請等により減収。
またゼットンが第三者割当増資により持分法適用会社に異動にしたことも影響しています。

という訳で債務超過の状態から早急に抜け出す必要があります。

まずは収益改善です。
これについては販管費の削減、人員の適正配置、不採算店舗の退店等で対応します。

また手元流動性の確保と資本増強に向けた各種施策を実施していくことになります。
資本増強は既存株主からすると一般的には希薄化につながりますのでネガティブです。
(何もせずに倒産する方がよりネガティブですが)

DDホールディングス_2021②

この業績推移では営業利益率とROEの関係性を見てもらえればと思います。

2020.2でROEは22.6%で高水準にあると言えます。
一方で営業利益率は5%ということで大半をレバレッジで創出していることが分かります。

こういった場合見せかけのROEと言えそうです。
(以前ほどROE×2言わなくなりましたね)

DDホールディングス_2021③

株主優待はDD POINTがなくなった新バージョンです。

私は100株で優待券6,000円/年1回です。
手続きの必要はなく、9月初旬に郵送されてくる予定です。
(って随分と遅いな…)

600株以上の場合はお米に引き換えの場合は専用ハガキで申し込みです。
これの申込期限が7月20日までなので、これを受けて一斉に優待券送付という流れのようです。

DDホールディングス_2021④

債務超過は22年2月期末での解消に努めるとあります。

通期の業績予想は当期利益230百万円なのでこれだけでは解消しないですね。
また時短要請の営業収益に係る影響及び当該要請等に係る「助成金収入」の予想値は織り込んでいません。

まあ平常化すれば債務超過はそんなに心配することはないと思っています。
世の中が平常化すればですが…

DDホールディングス(東証1部、3073)の主な指標(2021/6/8現在)
株価 : 603円
PER(予想) : 42.95倍
PBR(実績) : -倍
EPS(予想) : 14.04
1株配当(予想) : -円
配当利回り(予想) : -%

株主優待
権利確定月 2月末日
①株主ご優待券(1枚1,000円) もしくは ②お米
100株以上 ①6枚 ②―
600株以上 ①12枚 ②5kg
1,200株以上 ①24枚 ②10kg
6,000株以上 ①36枚 ②15kg
12,000株以上 ①48枚 ②20kg

総合利回り(予想) : -%
上記は100株の場合


昨日は暑かったですね。
東京都心では今年初めての真夏日となったようです。

月曜夜も暑かったです。
耐えきれず就寝時に今年初のエアコンをピッしてしまいました( ̄^ ̄)ゞ
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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