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リコーリース リース債権流動化

リコーリースはリコー系。中小企業が顧客基盤。
集金代行や融資など強化。20年みずほリースと資本業務提携。

買付日 : 2012年7月
数量 : 101株
取得単価 : 3,535円 ※NISA口座を利用

今回は2021年3月期 事業のご報告と株主優待について紹介します。

リコーリース_2021

2021年3月期(4Q)
売上高 326,266百万円(△1.8%)
営業利益 17,471百万円(+2.7%)
当期利益 12,019百万円(+1.6%)

・資産利回りの改善が継続し、インベストメント事業も伸長、過去最高益を更新
・リース債権流動化の実施により営業資産は減少

リース債権流動化が影響を与えています。

リース債権を銀行などの第三者に譲渡、あるいは担保として融資を受け資金調達を行う手法です。
流動化した債権のオフバランス要件を満たす場合、対象となる債権は資産、売上が計上されません。

報告書にはリース債権流動化を控除しない残高を表示しています。
リース債権流動化を控除しない営業資産は10,394億円(前期末比+203億円)です。

流動化により減収や資産利回りが効率化したということであれば控除後で記載すべきでは?

リコーリース_2021②

株主優待はQUOカードです。
私は保有継続期間3年以上で5,000円/年1回になります。

リコーリース_2021③

次期の業績予想は減収増益となっています。

リース債権流動化等により減収を見込みます。
一方でインベストメント事業の伸長と手数料収益増加により2期連続の増益を予想しています。

配当は当期+10円の100円/年。
次期は+15円の115円と快調に増配しています。

リコーリース(東証1部、8566)の主な指標(2021/8/27現在)
株価 : 3,540円
PER(予想) : 8.66倍
PBR(実績) : 0.56倍
EPS(予想) : 408.76
1株配当(予想) : 115.00円
配当利回り(予想) : 3.25%

株主優待
権利確定月 3月末日
100株以上 QUOカード(保有期間による区分有)
優待ランクA 保有継続期間3年以上:5,000円相当
優待ランクB 保有継続期間1年以上:4,000円相当
優待ランクC 保有継続期間1年未満:3,000円相当
※保有継続期間の認定は、3月末が基準
※保有確認は3月末と9月末の年2回行う

総合利回り(予想) : 4.10%
上記は優待ランクCの場合


やはり好みというものがあって気付くとまた同じようなものばかり集めてしまいます。
はい、株の銘柄の話です( ̄^ ̄)ゞ

私は総合利回り4%以上の好財務が好物です。
ただそんな銘柄はあまりないので好財務の部分に目をつむるとリースや不動産がヒットするのです。

不動産は優待改悪の憂き目を見ることが多く、最近は抑制気味です。
(他にも要因はありますが)

その点リースの自己資本比率は業界特有の要素があるのでその点を許容すればという話で。
という訳で気が付けばリース銘柄が増えています。

ただ同じ業種ばかり増やすとリスク(変動幅)が大きくなりますので注意が必要です。
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしています
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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