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リコーリース 持株数を増やすとカタログギフトにランクアップ?

リコーリースはリコー系。中小企業が顧客基盤。
集金代行や融資など強化。20年みずほリースと資本業務提携。

買付日 : 2012年7月
数量 : 101株
取得単価 : 3,535円 ※NISA口座を利用

今回は2022年3月期第2四半期 事業のご報告について紹介します。

リコーリース_2021④

2022年3月期(2Q)
売上高 153,723百万円(△11.4%)
営業利益 11,578百万円(+29.4%)
当期利益 7,937百万円(+31.2%)

・割賦売上高の減少、前年実施のリース債権流動化の影響等により、売上高は減少
・営業資産利回りの改善等により粗利が増加、販管費が減少し営業利益は伸長

営業資産は1兆448億円と+53億円となりました。
積上げはやや遅れているというのが当社の認識です。

販管費の減少は貸倒費用でこれが20.8億円と増益の大半を占めています。

リコーリース_2021⑤

株主優待制度を変更しています。

100株の場合、1年以上保有だと金額に変更ありません。
300株以上の場合、カタログギフトにランクアップします。

個人的にはカタログギフトはランクアップか疑問です。
ただしカタログギフト内でQUOカードも選べるようなのでそういう意味ではランクアップと言えそうです。

リコーリース_2021⑥

通期の業績予想は若干弄っていますがほぼ期初の数値と同じです。
予防的引当の積み増しにより販売費及び一般管理費が増加、営業利益は期初予想を据え置きとしています。

調子良いうちに(これ以上利益出したくないし)、将来の懸念材料を小さくしておこうという意思を感じます。

リコーリース(東証1部、8566)の主な指標(2022/1/14現在)
株価 : 3,860円
PER(予想) : 9.44倍
PBR(実績) : 0.60倍
EPS(予想) : 408.76
1株配当(予想) : 115.00円
配当利回り(予想) : 2.98%

株主優待
権利確定月 3月末日
①QUOカード、②カタログギフト
100株以上 継続保有:1年未満①2,000円、1年以上:①4,000円、3年以上:①5,000円
300株以上 継続保有:1年未満②5,000円、1年以上:②8,000円、3年以上:②10,000円

総合利回り(予想) : 3.50%
上記は100株、継続保有1年未満の場合


年明けから投資先に悩む展開ですね…

どうも最近は優待を新設した銘柄にも心惹かれないんですよね~
こういう時は休んだ方が良いのかな?
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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