記事一覧

日本たばこ産業(JT) 優待廃止とロシアでダブルショック

日本たばこ産業(以下、JT)はたばこ事業を中核に、食品、医薬品も展開。

買付日 : 2013年4月、2018年2月・12月
数量 : 300株
取得単価 : 3,650円、3,500円、2,810円 ※200株はNISA口座を利用

今回は業績報告書vol.68と株主優待について紹介します。

JT_2022②

2021年12月期(4Q)
売上収益 2,324,838百万円(+11.1%)
営業利益 499,021百万円(+6.4%)
当期利益 338,490百万円(+9.1%)

・海外たばこ事業のプライシング効果・数量成長の貢献により増収
・引き続きたばこ事業が牽引し増益

国内たばこ5期ぶりの増収増益です。
Combustible販売数量は減少していますが、単価上昇効果及びRRPの売上増加によります。

海外たばこ事業は為替一定ベースでも増収増益です(為替はポジティブ)。
市場シェアの伸長による販売数量増加、一部主要市場での単価差が効いています。

JT_2022③

株主優待は自社・グループ会社商品です。
私は200株以上でBコース(4,500円)/年1回となっています。

前回はご飯とカップ麺のセットが欲しいと書きましたがなんとなくコレジャナイ感が…
ま、今回がラストなので文句言わずにいただいておきます。

JT_2022.jpg

次期の配当は当期+10円の150円/年としています。
さて、これは無事に達成できるでしょうか。

最大の懸念はロシアの状況です。

ロシアにおける市場シェアは36.7%と圧倒的で利益の約2割を占めるという話もあります。
営業利益ベースだと1,000億円程度になりますね。

当面はかなり大きなリスクを抱えたまま展開を見守ることになりそうです。

JT(東証PRM、2914)の主な指標(2022/4/8現在)
株価 : 2,141円
PER(予想) : 10.67倍
PBR(実績) : 1.35倍
EPS(予想) : 200.62
1株配当(予想) : 150.00円
配当利回り(予想) : 7.01%

株主優待
権利確定月 12月末日
自社・グループ会社商品
100株以上 2,500円相当
200株以上 4,500円相当
1,000株以上 7,000円相当
2,000株以上 13,500円相当
※1年以上継続保有
※2022年12月末日を基準日とする株主優待制度の実施をもって廃止

総合利回り(予想) : 8.17%
上記は100株の場合


連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」が終了しました。

3世代100年という異例の展開、多数の伏線回収などが話題となりました。
色々考察が行われていましたが、私は素直に物語を楽しんでいました。

個人的には勇ちゃんの演者が変わってからも特徴そのままなのが気に入っています。
関連記事

スポンサーリンク

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしています
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

スポンサーリンク

雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

Twitter

月別アーカイブ