記事一覧

セブン銀行 第4世代ATMの設置続く

セブン銀行は提携金融機関からのATM手数料が柱。
セブン‐イレブン店舗中心にATM設置、海外展開も。

買付日 : 2015年8月
数量 : 200株
取得単価 : 520円

今回は業績について紹介します。

セブン銀行_2022

2022年3月期(4Q)
経常収益 136,667百万円(△0.4%)
経常利益 28,255百万円(△20.7%)
当期利益 20,827百万円(△19.6%)

・新たなATM受入手数料体系導入の影響により手数料単価が減少
・成長投資を主因とする費用増により減益

期末のATM設定台数は25,676台→26,253台と577台増加しました。
ATM受入手数料単価は121.4円→108.8円と△12.6円です。ここが大きいですね。

平均利用件数は90.5件/台/日から96.5件に増加しています。
コロナ回復で更なる上昇を見込めるかどうかが肝ですね。

成長投資は第4世代ATMへの更改等です。
約4割、1万台の入替が完了しました。が、まだ6割残っているとも言えます。


次期の業績予想は増収減益を見込んでいます。

直近のトレンドから反転し収益拡大を見込みます。
一方で事業拡大により経常費用は増加で利益は微減としています。

配当は当期・次期ともに11円/年を維持となります。
きらいな銘柄ではないですが我慢の時は続きそうです。

セブン銀行(東証PRM、8410)の主な指標(2022/6/20現在)
株価 : 249円
PER(予想) : 15.01倍
PBR(実績) : 1.21倍
EPS(予想) : 16.59
1株配当(予想) : 11.00円
配当利回り(予想) : 4.42%

株主優待
なし


「出向役員野島、決断する」(鈴木孝博/リーブル出版)を読みました。
※2022年12冊目

出向役員野島、決断する_2022

タイトル通り出向先で役員となった主人公が不採算部門の再建に挑みます。
翻弄され葛藤しつつも、自分なりのリーダー像を見出し道を切りひらいていく、痛快なお仕事ドラマです。

「器量」のリーダー、「度量」のリーダーが対照的に表現されています。
私には度量はなさそうですが、意識することで行動は変えられると信じることが必要ですね。

関連記事

スポンサーリンク

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

スポンサーリンク

雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

Twitter