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丸井グループ 小売、ECが低調でフィンテックへの影響は?

丸井グループは小売やクレジット事業を行う企業グループの持株会社。

買付日 : 2016年9月
数量 : 100株
取得単価 : 1,324円

今回は共創通信vol.12と株主優待について紹介します。

丸井グループ_2022

2022年3月期(4Q)
売上収益 209,323百万円(+1.5%)
営業利益 36,784百万円(+141.6%)
当期利益 17,791百万円(+684.6%)

・主要3KPI(EPS、ROE、ROIC)は前年から大幅に増加、全て計画を達成
・総取扱高は16%増の3兆3734億円で、過去最高を更新

営業利益の増減を見ると特殊要因で+178億円、除くと+38億円です。
特殊要因の大きな部分は利息返還+232億円です。

小売の利益水準はコロナ以前の3割程度にとどまっています。
入店客数は1.5億人。
入店客の多い非物販テナントの構成を増やし、26年3月期には2.1億人まで拡大を目指します。

個人的には今の店舗にあまり魅力を感じないのですが。
自社ブランドもなくなりましたし…

ECの取扱高も19年3月期の242億円をピークに3年連続で減少しています。
専門人材を配置したUI専任の担当を新設、下半期の取扱高は回復の基調とのことです。

小売のブランド力あってのフィンテックだと思っていますので、小売の動向は要注視です。

丸井グループ_2022②

株主優待は買物券とWebクーポンです。

3月分はエポスポイントが追加されます。
私はゴールドカード保有しているので+1,000ポイントとなります。

丸井グループ_2022③

次期の業績予想は増収増益を見込んでいます。
セグメント利益は小売が78%増の35億円、フィンテックは7%増の440億円となっています。

配当は当期は+1円の52円/年、次期は+6円の58円/年を予定しています。

丸井グループ(東証PRM、8252)の主な指標(2022/7/15現在)
株価 : 2,288円
PER(予想) : 21.30倍
PBR(実績) : 1.75倍
EPS(予想) : 107.42
1株配当(予想) : 58.00円
配当利回り(予想) : 2.53%

株主優待
権利確定月 3月末日・9月末日
①買物券(1枚:1,000円相当)
②Webクーポン
③エポスポイント(1,000ポイント:1,000円相当)
(A:エポスカード、B:エポスゴールド/エポスプラチナカード)

100株以上 ①・②:1,000円分 ③A:1,000円ポイント ③B:2,000円ポイント
500株以上 ①・②:2,000円分 ③A:2,000円ポイント ③B:4,000円ポイント
1,000株以上 ①・②:3,000円分 ③A:3,000円ポイント ③B:6,000円ポイント
5,000株以上 ①・②:4,000円分 ③A:4,000円ポイント ③B:8,000円ポイント
10,000株以上 ①・②:5,000円分 ③A:5,000円ポイント ③B:10,000円ポイント
※①と②は3月末および9月末の株主、③は3月末の株主でエポスカードを保有の方が対象
※①:マルイ各店舗・専門店・アウトレットおよびモディ各店で利用可。
※②:通販(「マルイウェブチャネル」、「Voi」)で利用可

総合利回り(予想) : 4.72%
上記は100株(A)の場合


有楽町の店舗を訪問した時にゆるキャン△のイベント(物販)をやっていました。
結構お客さん入っていましたね。

同じフロアのおしり探偵は閑古鳥でしたが…
といいながら我々はおしり探偵で買い物しました(^^)/

丸井グループ_2022④

こちらは前回の優待を利用して購入したシャツです。
錦糸町の店舗で閉店セールやっている時に使用したものです。

錦糸町の店舗は建物自体古いですし、てこ入れ必要に感じます。

丸井グループ_2022⑤
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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