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理研ビタミン 国内と海外で価格改定に浸透格差

理研ビタミンは理化学研究所がルーツ。
海藻、ドレッシング以外に食品原料・改良剤。

買付日 : 2020年9月
数量 : 100株
取得単価 : 2,175円

今回は第86期株主通信と株主優待について紹介します。

理研ビタミン_2022

2022年3月期(4Q)
売上高 79,231百万円(+1.9%)
営業利益 5,840百万円(+327.2%)
当期利益 21,582百万円(-%)

・海外改良剤事業が増収・増益を牽引
・青島福生食品の連結除外が各段階利益にプラスの影響

海外改良剤はコスト上昇分の価格転嫁が進みました。

青島福生食品は2021年6月に持分譲渡し、1Qで連結から除外されています。
関係会社出資金売却益として121億円を計上しています。

当期純利益は3期ぶりの黒字となりました。

理研ビタミン_2022②

当社として初めて9ヵ年の中長期ビジョンと3ヵ年の中計を発表しています。
中長期ビジョンは株主通信の内容では表面的であまり伝わる内容はありません。

最初の3ヵ年に当たる中計は将来の成長に向けた基盤強化と投資を行う期間と位置付けています。
何に投資するのか見えてきませんが…

中計の数値も営業利益80億円をはじめとした安定的な利益の創出を目指すというもので物足りません。

理研ビタミン_2022③

株主優待は自社商品です。
私は100株保有、保有期間3年未満で1,000円/年2回となっています。

理研ビタミン_2022④

当初の業績予想は増収減益を見込んでいました。
当期利益の減益は21年度連結除外等の一過性要因が影響していますのでやむをえません。

とはいえ1Q決算発表時にさっそく業績の業績上方修正を実施しています。
要因は海外での価格改定の取り組み効果や為替影響によります。

しかし国内事業では販売価格改定の浸透に時間を要しておりこの点はネックですね。
これはどこのメーカーでも発生しうる問題かもしれません。

理研ビタミン(東証PRM、4526)の主な指標(2022/8/25現在)
株価 : 1,745円
PER(予想) : 12.18倍
PBR(実績) : 0.84倍
EPS(予想) : 143.28
1株配当(予想) : 46.00円
配当利回り(予想) : 2.64%

株主優待
権利確定月 3月末日・9月末日
自社商品
100株以上 保有期間3年未満:1,000円相当、3年以上:2,000円相当
500株以上 保有期間3年未満:2,000円相当、3年以上:3,000円相当
1,000株以上 保有期間3年未満:3,000円相当、3年以上:4,000円相当
3,000株以上 保有期間3年未満:4,000円相当、3年以上:5,000円相当

総合利回り(予想) : 3.78%
上記は100株、保有期間3年未満の場合


クリレスの炎蔵で焼肉ランチしてきました。

いつもは選べる焼き肉ランチのみですが、今回は単品を追加しました。
こちら「ともさんかく」(2,050円)です。

牛1頭から10人前程度しか取れない希少部位。
程よい霜降りです。

相方も満足してくれて良かったです。
これ食べると普通の牛カルビが物足りなく感じますね( ̄^ ̄)ゞ

クリエイト・レストランツHD_2022④
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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