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ENEOSホールディングス CCS事業開始に向けた取り組み

ENEOSホールディングスは17年4月に東燃ゼネラルと経営統合。
国内シェア5割の石油元売り首位。

買付日 : 2021年1月
数量 : 200株
取得単価 : 419円

今回は株主通信2022夏号について紹介します。

ENEOS HD_2022

2022年3月期(4Q)
売上高 10,921,759百万円(+42.6%)
営業利益 785,905百万円(+209.2%)
当期利益 537,117百万円(+371.2%)

・石油製品の生産・供給体制の再構築に伴う前年度の一過性損失の反転
・資源価格高騰に伴う上流事業およびタイムラグによる白油・輸出マージンの良化

営業利益は7,859億円ですが、うち在庫影響が3,703億円と約半分となっています。

エネルギー事業は小幅に増益です。
上期の製油所トラブルによる稼働減、経費増などによる減益要因が響きました。

石油・天然ガス開発事業は資源価格上昇と英国事業の売却関連損益等により大幅に増益です。
金属事業も銅価上昇などで増益となりました。

次期の業績予想は増収減益を見込んでいます。
減益はマージンのタイムラグ解消や英国事業の売却益剥落によるもので実質的な収益性は改善します。

ENEOS HD_2022②

今回の決算説明会資料で勉強になったのがCCS事業についてです。

「CCS」とは、「Carbon dioxide Capture and Storage」の略です。
日本語では「二酸化炭素回収・貯留」技術と呼ばれます。
発電所等から排出されたCO2をほかの気体から分離して集め地中深くに貯留・圧入するというものです。

「CCUS」というものもあります。
「Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage」の略で、分離・貯留したCO2を利用しようというものです。
CO2を古い油田に注入することで、油田に残った原油を圧力で押し出しつつ、CO2を地中に貯留するそうです。

コスト面が課題のようですが、当社ではカーボンニュートラルに向けて取り組んでいます。
2030年度CCS事業開始、2040年度カーボンニュートラルという長期的な計画になります。

ENEOSホールディングス(東証PRM、5020)の主な指標(2022/8/26現在)
株価 : 523.6円
PER(予想) : 9.84倍
PBR(実績) : 0.54倍
EPS(予想) : 53.23
1株配当(予想) : 22.00円
配当利回り(予想) : 4.20%

株主優待
なし


ファンケルの銀座スクエアに行ってきました。

4Fのサプリメントショップにはセルフチェックコーナーがあります。
その中に野菜摂取充足度チェックというものがありました。

これ、先日のカンブリア宮殿のカゴメ回で登場していましたね。
手のひらをセンサーに当て皮膚のカロテロイドを測定することで野菜摂取レベルを見るようです。

私は6.0で350gの野菜摂取量に相当する7~8にあと少しでした。
思ったより良かったですね、野菜ジュースの成果かな?

ファンケル_2022④
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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