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イオンモール 消費行動やマインドの変化にどう対応する?

イオンモールはイオンのショッピングセンターや商業施設OPAを開発・運営。
中国やASEANで海外展開。

買付日 : 2018年12月
数量 : 100株
取得単価 : 1,760円

今回は2023年2月期中間報告書について紹介します。

イオンモール_2022④

2023年2月期(2Q)
営業収益 194,104百万円(+26.0%)
営業利益 22,826百万円(+16.0%)
当期利益 7,122百万円(△44.5%)

・前期比では売上高、営業利益は増加(上期計画比ではビハインド)
・当期の特別損失計上、前期の繰延税金資産計上の反動により減益

コロナ影響前の19年度比で見てみます。
国内は205億円の増収(うち新規モールが128億円)も営業利益は80億円の減益です。
中国は行動制限により売上はダウントレンド、休業中の固定費を特別損失に振り替えています。
ベトナムの営業利益は+8億円、カンボジアとインドネシアは減益です。

日本は消費行動やマインドの変化が減益の影響とあります。
決算説明会資料を見てもここの深堀が足りないのですが…

減損損失17億円店舗閉鎖損失引当金繰入額20億円を特別損失に計上しています。
また前期のOPA吸収合併に伴う繰延税金資産計上の反動により法人税が増加しています。

決算報告書の中間決算サマリーでは以下記載がありますが完全にミスリードです( ̄^ ̄)ゞ

純利益が減益となった要因として、新型コロナウイルス感染症の影響による一部モールの営業時間の短縮や臨時休業中の固定費などを特別損失として17億円計上したことが挙げられます。


減損と店舗閉鎖損失に言及しないのは不誠実ですね。

イオンモール_2022⑤

今後の開業予定が掲載されています。
まだ開業余地あるんですね。

イオンモール_2022⑥

通期の業績予想に変更はありません。

イオンモール(東証PRM、8905)の主な指標(2022/11/22現在)
株価 : 1,686円
PER(予想) : 16.68倍
PBR(実績) : 0.83倍
EPS(予想) : 101.08
1株配当(予想) : 50.00円
配当利回り(予想) : 2.97%

株主優待
権利確定月 2月末日
1.3つのコースから1つ選択
(1)イオンギフトカード
(2)カタログギフト
(3)カーボンオフセットサービスの購入
100株以上 3,000円相当
500株以上 5,000円相当
1,000株以上 10,000円相当

2.イオンギフトカード
1,000株以上 2,000円相当
2,000株以上 4,000円相当
3,000株以上 6,000円相当
5,000株以上 10,000円相当
※3年以上継続保有、基準日1,000株以上

総合利回り(予想) : 4.74%
上記は100株の場合


最近は姪っ子にプレゼントするというエクスキューズを得てクレーンゲームでよく遊びます。

ま、私がこれを欲しいという訳ではないですからね。
私は取るのを楽しむ、姪っ子はぬいぐるみを楽しむということでwin-winでしょう(=゚ω゚)ノ

イオン_2022⑦
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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