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キューブシステム NRIと提携 第三者割当増資を実施

キューブシステムは金融、流通、通信向けのシステム構築が主力。

買付日 : 2013年4月
数量 : 200株
取得単価 : 316円

今回は第51期中間株主通信と株主優待について紹介します。

キューブシステム_2022③

2023年3月期(2Q)
売上高 7,892百万円(△2.1%)
営業利益 598百万円(△19.9%)
当期利益 388百万円(△22.6%)

・売上高は顧客企業の情報化投資政策の変化にリソース等の再配置が追い付かず微減
・利益率向上施策の効果が想定以下に留まり減益

SIビジネス(Lift&Shift)の領域でリソース等の再配置が追い付かなかったようです。
DXに対する情報化投資意欲は引き続き底硬いですが、自社がその恩恵を受けられるかはまた別ですね。

顧客グループ会社に対する売上高ではNRIグループが構成比48.3%でトップです。

キューブシステム_2022④

株主優待はJCBギフトカードです。
私は200株保有で1,000円/年1回となっています。

キューブシステム_2022⑤

12/8に資本・業務提携、第三者割当増資、主要株主の変更を発表しています。
お相手は野村総合研究所(NRI)です。

第三者割当増資で得た16億円は設備投資などに充当されます。
増資後のNRIの株式保有比率は20.18%となります。

資金の観点からは増資の必要性は全くないですね。
自己資本70%超え、現預金50億円ありますから( ̄^ ̄)ゞ

関係強化という視点からのみ(なんとか)価値を見出すことができます。

キューブシステム(東証PRM、2335)の主な指標(2023/1/25現在)
株価 : 1,100円
PER(予想) : 14.87倍
PBR(実績) : 1.98倍
EPS(予想) : 73.98
1株配当(予想) : 50.00円
配当利回り(予想) : 4.55%

株主優待
権利確定月 9月末日
200株以上 JCBギフトカード 1,000円分
400株以上 JCBギフトカード 2,000円分
1,000株以上 JCBギフトカード 3,000円分

総合利回り(予想) : 5.00%
上記は200株の場合


東証が上場の「経過措置」が実質4年で終わらせる案を発表しています。

2022年4月に東証プライム市場がスタート、経過措置の適用を3年とします。
その後改善期間を1年設け、改善しない場合は監理銘柄・整理銘柄に指定されるという流れです。

プライム市場で基準を満たしていないのは約270社あるようです。
多すぎですよね…( ̄^ ̄)ゞ

これから大きく動きそうなので注視が必要です。
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしています
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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