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三井住友フィナンシャルグループ 相場操縦事案もどこ吹く風の好業績

三井住友フィナンシャルグループは3大金融グループの一角。
傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、プロミスなど。

買付日 : 2020年9月
数量 : 100株
取得単価 : 3,089.8円

今回は第21期中間報告書について紹介します。

三井住友フィナンシャルグループ_2022

2023年3月期(2Q)
経常収益 2,916,911百万円(+48.4%)
経常利益 726,071百万円(+15.2%)
当期利益 525,427百万円(+15.2%)

・連結粗利益は為替影響、国内外の法人貸出と決済ビジネスの好調により増益
・営業経費、与信関係費用増加も粗利益増加で当期利益も増益、高進捗

相場操縦事案による連結粗利益への影響は上期で△250億円と限定的でした。
250億円を限定的と言えるサイズ感よ。

営業経費の増加は為替影響とFullerton Indiaの連結影響によります。
Fullerton Indiaの連結化影響は連結業務純益で+50億円、当期利益で△30億円です。

与信関係費用は前期比で増加も戻入も相応にあり、期初の予想の水準内で推移しています。
株式等損益はETF売却益減少も政策保有株式売却益は増加しました。

三井住友フィナンシャルグループ_2022②

通期の業績予想を上方修正しています。
為替前提の見直し(120円/USD→140円/USD)、本業の好調、株式売却益の上振れ等によります。

配当予想も期初予想比+10円の230円/年としています。

自己株式取得の取得枠2,000億円の設定も決定しています。
昨年の未取得枠1,000億円+新規追加1,000億円という位置づけです。

1/30に3Q決算が発表されています。
当期利益の通期計画に対する進捗率は99%に上がりましたが業績予想は据え置きです。

三井住友フィナンシャルグループ(東証PRM、8316)の主な指標(2023/2/2現在)
株価 : 5,596円
PER(予想) : 9.95倍
PBR(実績) : 0.62倍
EPS(予想) : 562.26
1株配当(予想) : 230.00円
配当利回り(予想) : 4.11%

株主優待
なし


今週は疲れました…
恵方巻食べて寝ます( ̄^ ̄)ゞ
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしています
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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