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守谷輸送機工業 「メーカー」から「総合会社」へ転換

守谷輸送機工業は荷物用エレベーター大手。
大型では国内シェア過半。船舶用エレベーターも手がける

買付日 : 2022年8月
数量 : 100株
取得単価 : 650円

今回は業績について紹介します。

守谷輸送機工業_2022

2023年3月期(3Q)
売上高 10,969百万円(+10.8%)
営業利益 489百万円(△60.1%)
当期利益 308百万円(△61.2%)

・増収:内訳不明
・減益:鋼材をはじめとする資材価格の高止まりや円安による輸入資材価格の上昇による

3Qは決算説明資料がないことと決算短信の説明が不足しており増収の要因は不明です。
(2Qの決算説明会資料自体はある程度情報が開示されている)

コスト増は2Q時点で反転、堅調な需要や価格転嫁が進んでおり最悪期を脱出したという認識のようです。

守谷輸送機工業_2022②

当社は荷物用エレベーターが主力の総合エレベーターカンパニーです。
売上構成は製造・販売が55%、保守・修理が45%となっています。

私が当社を評価しているのは以下の点です。
・荷物用エレベーターの中でも積載量が大きいものが主力、他社と差別化できる
・保守・修理がストックビジネスとして安定収益源となる

守谷輸送機工業_2022③

2Q時点で通期の業績予想を修正しています。

売上高は受注環境が好調なことから上方修正しています。
一方で利益は上述の理由で下方修正しています。
一部資材の国内調達への切り替えや内製化によるコストメリットの追求などに取り組んでいます。

3Qでは修正利益に対して進捗良いので多少は上振れ着地すると見ています。

守谷輸送機工業(東証STD、6226)の主な指標(2023/2/24現在)
株価 : 910円
PER(予想) : 55.93倍
PBR(実績) : 2.19倍
EPS(予想) : 16.27
1株配当(予想) : 15.00円
配当利回り(予想) : 1.65%

株主優待
なし


先日津田沼パルコを訪問しました。

残念ながら2月末で閉館となります。
10年以上お世話になったので思い出深いです。

たくさん優待使いました笑
B館は別の商業施設として活用されるようなので期待しています。

J.フロント リテイリング_2023
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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