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ヤマダホールディングス 減収減益の要因は7つ?

ヤマダホールディングスは傘下に家電量販首位ヤマダデンキ。
M&Aで注文住宅も業界上位に。デンキが大塚家具吸収合併。

買付日 : 2015年4月
数量 : 100株
取得単価 : 470円

今回は業績と株主優待について紹介します。

2023年3月期(3Q)
売上高 1,177,344百万円(△1.3%)
営業利益 39,328百万円(△32.2%)
当期利益 30,583百万円(△35.6%)

・減収:デンキ事業で減少(3Q単のデンキ事業は+2.3%、全体で+1.5%)
・減益:下記要因による

決算短信には①~⑦の要因とありますが⑦は複数要因混在していますので⑦~⑨に分解しました。
⑦~⑨の影響が小さいとも思えませんし、合算する意図が良くわかりません( ̄^ ̄)ゞ

①前年度より継続している一過性の巣ごもり需要反動減
②前年度におけるグリーン住宅ポイント制度に伴う法人需要反動減
③物価高及び実質賃金低下に伴う消費者の生活防衛意識の高まりによる耐久消費財の需要減退
④大型台風や大雨の影響に伴う店舗の休業や営業時短
⑤従業員の新型コロナウイルス感染による勤務時間減少に伴う販売機会ロス
⑥市場と連動したDX化による売上と利益の最適化に向けた改革途上に伴う粗利率の低下
⑦政策的なバランスシート改革取り組みによる仕入抑制が影響したことによる粗利高の減少
⑧前年度における新型コロナウイルス感染症に伴う助成金収入減
⑨年末の急激な円高に伴う一時的な為替差損の計上に伴う営業外収支の減少



株主優待は優待券(500円券)です。
100株保有なので、9月末日は2枚となっています(3月末日は1枚)。

ヤマダHD_2022⑥

2Q時点で通期の業績予想を下方修正しています。

2Qで大きく利益を落としていますが、3Qは回復の兆しあり。
通期目標も達成圏と思われます。

ヤマダホールディングス(東証PRM、9831)の主な指標(2023/2/24現在)
株価 : 479円
PER(予想) : 8.92倍
PBR(実績) : 0.57倍
EPS(予想) : 53.68
1株配当(予想) : -円
配当利回り(予想) : -%

株主優待
権利確定月 3月末日・9月末日
優待券(500円)を進呈
100株以上 3月末:1枚、9月末:2枚
500株以上 3月末:4枚、9月末:6枚
1,000株以上 3月末:10枚、9月末:10枚
10,000株以上 3月末:50枚、9月末:50枚
※買上金額1,000円(税込)ごとに1枚利用可能。最大50枚まで利用可能。

総合利回り(予想) : -%


唐突ですが、みたらし団子が好きです。
見かけるとつい買いたくなります。

JR東日本_2023
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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