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GMOインターネットグループ バーチャルオンリー株主総会

GMOインターネットグループは上場子会社9社を持つ総合ネットグループ。
インフラ、金融が中核。暗号資産、広告メディアも。

買付日 : 2019年5月
数量 : 100株
取得単価 : 1,600円

今回は業績と株主優待について紹介します。

GMOインターネット_2023

2022年12月期(4Q)
売上高 245,696百万円(+1.7%)
営業利益 43,746百万円(+6.3%)
当期利益 13,209百万円(△24.6%)

増収:インフラ、広告・メディア、金融、インキュベーションが伸長
減益(営業利益は増益):インフラ、広告・メディアが牽引

インフラは岩盤ストック収益が積み上がり2桁成長を継続しています。
広告・メディアは市況回復が追い風となり、9年ぶりに最高業績を更新しました。

金融は増収減益です。
FXは収益性に課題も4Qで改善、海外でタイ証券貸引35億円を計上しています。

暗号資産は前期90億円の利益から当期は△3億円に転落。
同額程度の利益をインキュベーションで賄っています。

当期利益の減少は非支配株主に帰属する当期純利益の増加によります。


株主優待は各種サービスです。
内容はGMOクリック証券のキャッシュバック、グループの各種サービスの利用料等になります。

GMOインターネット_2023②

次期の業績予想は非開示となっています。

インフラ、広告・メディアは引き続き成長を見込んでいます。
金融はボチボチ、暗号資産は淡々と事業継続とのことです(笑)

GMOインターネットグループ(東証PRM、9449)の主な指標(2023/3/31現在)
株価 : 2,567円
PER(予想) : -倍
PBR(実績) : 3.80倍
EPS(予想) : -
1株配当(予想) : -円
配当利回り(予想) : -%

株主優待
権利確定月 6月末日・12月末日
①GMOコインにおけるビットコイン付与(2,100円相当分)
②GMOクリック証券における自社株式買付に係る買付手数料(上限なし)
③GMOクリック証券における売買手数料キャッシュバック(5,000円)
④GMOインターネットグループが提供する各種サービスのご利用料(5,000円)
※6ヶ月以上継続保有

総合利回り(予想) : -%


バーチャルオンリー株主総会は現在認められているんですね。
認識ありませんでした。

2021年6月に施行された改正産業競争力強化法により以下の条件を満たした会社は認められるようです。
①上場会社であること
②経済産業省令・法務省令で定める要件に該当することについて、経済産業大臣と法務大臣の確認を受けること
③定款で、株主総会を場所の定めのない株主総会とすることができる旨を定めること
④株主総会の招集決定時に省令要件を充足すること

今回は参加しませんが、何事も経験なので参加してみるのも面白そうです。
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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