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アウトソーシング 不正の再発防止策の功罪

アウトソーシングは工場製造ラインへの人材派遣が主力。
M&Aで技術者派遣や海外事業に展開。

買付日 : 2022年12月
数量 : 100株
取得単価 : 913円

今回は第26期報告書と株主優待について紹介します。

アウトソーシング_2023

2022年12月期(4Q)
売上収益 689,777百万円(+21.2%)
営業利益 21,987百万円(△8.1%)
当期利益 10,290百万円(-%)

増収:すべてのセグメントで事業規模が拡大
増益(営業利益は減益):雇用調整助成金の剥落や減損損失の計上による

為替影響を除外したオーガニック成長率でも+16%と既存事業が成長しました。
一方でもっと取れたはずという気持ちが強いようです。

これは不正の再発防止としてコンプライアンスを重視していることも影響あるようです。
決算説明資料では「コンプライアンスさせ守っていれば数字は二の次という生温い雰囲気が感じられた」との記載が…

利益面では国内外の技術系セグメントで二桁成長を遂げています。
サービス系セグメントは半導体不足やサプライチェーンの混乱等により減益でした。

当期利益はOTTOグループの完全子会社化により大幅に増益となりました。
プットオプションに係る一過性の金融費用の軽減、税金計算によります。

アウトソーシング_2023②

株主優待はQUOカードです。
私は100株保有で1,000円/年1回となっています。

アウトソーシング_2023③

次期の業績予想は増収増益となっています。
のれん等の減損損失(△36.7億円)やその他一過性費用が剥落し、大幅増益を見込みます。

配当性向は30%、増益により次期の配当は+18円の43円/年を予定しています。

アウトソーシング(東証PRM、2427)の主な指標(2023/4/11現在)
株価 : 1,276円
PER(予想) : 8.93倍
PBR(実績) : 2.02倍
EPS(予想) : 142.94
1株配当(予想) : 43.00円
配当利回り(予想) : 3.37%

株主優待
権利確定月 12月末日
QUOカード(1,000円分)
100株以上 1枚
500株以上 2枚
5,000株以上 3枚
25,000株以上 4枚

総合利回り(予想) : 4.15%
上記は100株の場合


ここ数日風が強いですね。
12~13日は黄砂の飛来が予想されているそうです。

花粉症の人は一層注意する必要あるということで億劫です( ̄^ ̄)ゞ
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RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしています
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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