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パン・パシフィック・インターナショナルHD 賞味期限?いえ興味期限です

パン・パシフィック・インターナショナルHDは総合ディスカウント店ドン・キホーテを展開。
子会社に長崎屋、ユニー。

今回は業績と株主優待について紹介します。
(権利取得はクロス取引にて実施)

2023年6月期(2Q)
売上高 978,449百万円(+6.6%)
営業利益 57,456百万円(+31.6%)
当期利益 36,777百万円(+22.0%)

増収:DS事業、海外事業が伸長
増益:DS事業、GMS事業が伸長

DS事業は増収増益です。
既存店売上高の伸長や粗利益率改善が継続しています。
引き続きPB/OEM強化、滞留在庫削減も寄与しています。

GMS事業は減収増益です。
粗利益率の改善が奏功しています。
既存店売上高減の要因はプライシングにあると見て、プライシング精度の向上に努めます。

海外事業は増収増益です。
減益の主要因はハワイ事業で在庫管理やプライスコントロールに課題を残しました。


株主優待はmajicaポイントです。
100株以上で2,000円/年2回となっています。

PPIH_2023.jpg

通期の業績予想に変更はありません。
ただし上期までの各事業の進捗を踏まえて内訳は変更しています。

資料を読んでいて面白かったのが「興味期限施策」です。

「賞味期限」に倣った当社独自の管理基準です。
商品鮮度の管理基準を非食品アイテムに設定し、商品改廃スピードの向上、回転率の改善を図っていくものです。

在庫管理として賢明だと思います。
店頭や倉庫の棚を浪費し、お金も滞留しますからね。

パン・パシフィック・インターナショナルHD(東証PRM、7532)の主な指標(2023/4/19現在)
株価 : 2,574円
PER(予想) : 26.98倍
PBR(実績) : 3.56倍
EPS(予想) : 95.41
1株配当(予想) : 18.00円
配当利回り(予想) : 0.70%

株主優待
権利確定月 6月末日・12月末日
自社グループ電子マネー「majica」のポイントを贈呈
100株以上 2,000円分

総合利回り(予想) : 2.25%


あ、暑いですね…

しかし春秋は花粉、夏は暑くて冬は寒い。
1年で快適に過ごせる期間ってもの凄く短い気がします( ̄^ ̄)ゞ
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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