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Casa 収益性の高い金融審査商品と集金代行商品へシフト

Casaは家賃債務保証独立系大手。

買付日 : 2019年5月
数量 : 100株
取得単価 : 1,020円

今回は業績について紹介します。

2023年1月期(4Q)
売上高 10,286百万円(△0.5%)
営業利益 785百万円(△24.3%)
当期利益 254百万円(△60.7%)

減収:計画比99.0%、初回保証料が計画未達
減益:新規契約の増加に比例し紹介手数料が増加

商品別に新規契約件数を見てみます。
ベーシックという代位弁性型商品は前年比93%でした。

一方でダイレクトSは前年比407%と大幅に増加しています。
信用情報を活用した特殊商品で与信判断や債権回収の正確性が向上するようです。

また家主ダイレクトも前年比122%と増加しています。
集金代行商品で中小規模向けの主力商品で保険の付帯漏れなどもカバーします。
収益性の高い金融審査商品と集金代行商品へのシフトで貸倒の抑制とコスト圧縮を図ります。

当期利益の減益幅が拡がっているのは投資有価証券評価損とのれん等の減損損失によります。

次期の業績予想は増収増益となっています。

一方で中計のFY24計画値は引き下げを行っています。
成長に向けた投資を行うために営業利益が未達となります。

下方修正しても営業利益はFY23から倍増(8億円→16億円)なので若干眉唾です。
表題に記載している戦略が実現しないと達成できないでしょう。

Casa(東証PRM、7196)の主な指標(2023/4/27現在)
株価 : 852円
PER(予想) : 15.67倍
PBR(実績) : 1.25倍
EPS(予想) : 54.37
1株配当(予想) : 30.00円
配当利回り(予想) : 3.52%

株主優待
権利確定月 7月末日
QUOカード
100株以上 1,000円分
500株以上 2,000円分
1,000株以上 3,000円分

総合利回り(予想) : 4.69%
上記は100株の場合


4月の稼働日が終了しました。
GWの1~2日は休暇予定です(少し仕事しそうですが…)。

数日は近場でお出かけ、それ以外はメンテナンス(主に部屋の中)に充てる予定です。
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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