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ハイデイ日高 変化したビジネスモデルへの対応

ハイデイ日高は「中華食堂日高屋」主力。
首都圏の駅前・繁華街立地で展開。直営出店主義。

買付日 : 2020年1月
数量 : 100株
取得単価 : 1,984円

今回は第45期株主通信と株主優待について紹介します。

ハイデイ日高_2023

2023年2月期(4Q)
売上高 38,168百万円(+44.6%)
営業利益 615百万円(-%)
当期利益 1,519百万円(△3.8%)

増収:売上が回復傾向
減益(営業利益は黒転):増収効果と店舗運営の効率化・生産性向上による

全店売上高ですが、10月はコロナ前とほぼ同等、11月以降は95~98%程度で推移しています。

原価率は+0.5%、食材価格の上昇によります。
販管費比率は70.3%、各種コストの上昇により期初計画を上回っています。

全てを増収でカバーした形です。
時短協力金等が43億円減少しても当期利益がほぼ横ばいなのは立派ですね。

ハイデイ日高_2023②

株主優待は優待券です。
100株保有で1,000円/年2回となっています。

ハイデイ日高_2023③

次期の業績予想は増収増益となっています。
売上高は+15.3%、営業利益は+6.8%の計画です。

昨年8月に約5%増、今年3月に約5%増、合わせて約10%増の価格改定を実施しています。
ただ値上げするのではなく、新商品の投入や野菜の全国産化などで価値向上につなげています。

また短縮した店舗営業時間の延長のために必要な人材確保に投資を行っています。
その他には積極的な出店戦略、ポイント・キャッシュレスによる集客、DX推進などに取り組んでいます。

関東圏以外への出店、もしくは新業態の確立が次の成長には欠かせない要素かと。

ハイデイ日高(東証PRM、7611)の主な指標(2023/6/2現在)
株価 : 2,330円
PER(予想) : 47.82倍
PBR(実績) : 3.85倍
EPS(予想) : 48.72
1株配当(予想) : 29.00円
配当利回り(予想) : 1.24%

株主優待
①優待券(500円) または、②お米券 のどちらか一方
<2月末>
100株以上 継続保有3年未満:①2枚 または ②1kg、3年以上:①2枚 または ②1kg
500株以上 継続保有3年未満:①10枚 または ②3kg、3年以上:①12枚 または ②4kg
1,000株以上 継続保有3年未満:①20枚 または ②5kg、3年以上:①24枚 または ②7kg

<8月末>
100株以上 ①2枚 または ②1kg
500株以上 ①10枚 または ②3kg
1,000株以上 ①20枚 または ②5kg

総合利回り(予想) : 2.10%
上記は100株の場合


餃子と春巻き食べてビール飲まないなんてワイルドだろ~

ハイデイ日高_2023④
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RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしています
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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