イオン 関東における1兆円のSM構想実現に向けて
- 2023/06/05
- 20:00
イオンは国内流通2強の一角、総合スーパー(GMS)中心。
M&Aで成長。上場子会社で金融、不動産など。
買付日 : 2012年5月
数量 : 100株
取得単価 : 1,014円
今回は業績と株主優待について紹介します。
2023年2月期(4Q)
■営業収益 9,116,823百万円(+4.6%)
■営業利益 209,783百万円(+20.3%)
■当期利益 21,381百万円(+228.7%)
増収:過去最高を更新し9兆円台へ
増益:6事業が増益・損益改善
各事業の利益状況を確認していきます。
GMS事業は140億円に黒字転換。
コロナ前実績を上回るV字回復となっています。
SM事業は減益。
フジの連結子会社化による増益効果60億円がありますが、既存SM事業各社は減益でした。
DS事業は増益。
節約志向が高まる中でニーズが拡大するディスカウント事業に追い風となりました。
ヘルス&ウエルネス事業は増益。
コロナ感染拡大・縮小など環境変化への機敏な対応により商機を獲得・拡大しました。
総合金融事業は微減益。
国内の営業利益は前期比66%にとどまるも海外が好調でした。
ディベロッパー事業は増益。
成長市場の取り込みが奏功。ベトナムを中心にアセアンがけん引し営業増益。
サービス・専門店事業は大幅増益。
外出規制や営業制約により集客面で影響を受けていたアミューズメント企業が増益貢献しました。
国際事業も大幅増益。
イオンベトナム、イオンマレーシアがけん引し、営業利益は前期比2倍強の128億円になりました。
こうやって各事業を記載すると規模の大きさが分かります(この記事では定性中心ですが…)。
ポイントはSM事業、総合金融事業(国内)の立て直しですかね。
次期の業績予想は増収増益となっています。
電気代上昇は△300億円、賃金上昇で△500億円を見込みます。
金額が恐ろしい~( ̄^ ̄)ゞ
4/25に以下のリリースを発信しています。
イオン、いなげや、U.S.M.Hによる「関東における1兆円のSM構想」実現のための経営統合に向けた基本合意です。
資本関係では以下の2段階の手順を踏みます。
①2023年11月目途:イオンがいなげやの株式保有数を17.01%→51.00%とし、子会社化する
②2024年11月目途:いなげやをU.S.M.H傘下の子会社とする
業務提携ではPB商品の導入拡大、商品の共同調達等に取り組みます。
イオンのU.S.M.Hの持分は51.0%となる予定です。
非支配株主に帰属する当期利益が大きすぎるのが課題ですね。
イオン(東証PRM、8267)の主な指標(2023/6/2現在)
■ 株価 : 2,789.5円
■ PER(予想) : 95.37倍
■ PBR(実績) : 2.40倍
■ EPS(予想) : 29.25
■ 1株配当(予想) : 36.00円
■ 配当利回り(予想) : 1.29%
■ 株主優待
権利確定月 2月末日・8月末日
半期100万円までの買上金額に対し、保有株に応じた返金率でキャッシュバック
100株以上 3%
500株以上 4%
1,000株以上 5%
3,000株以上 7%
権利確定月 2月末日
イオンギフトカード
1,000~1,999株 2,000円
2,000~2,999株 4,000円
3,000~4,999株 6,000円
5,000株以上 10,000円
※3年以上継続保有(2・8月末日、同一株主番号、7回以上連続)
■ 総合利回り(予想) : -%
株主優待のキャッシュバックです。
私は100株保有で返金率は3%、購入額は101,130円でした。
コンスタントに利用していますのでキャッシュバックはありがたいです(^^)/
M&Aで成長。上場子会社で金融、不動産など。
買付日 : 2012年5月
数量 : 100株
取得単価 : 1,014円
今回は業績と株主優待について紹介します。
2023年2月期(4Q)
■営業収益 9,116,823百万円(+4.6%)
■営業利益 209,783百万円(+20.3%)
■当期利益 21,381百万円(+228.7%)
増収:過去最高を更新し9兆円台へ
増益:6事業が増益・損益改善
各事業の利益状況を確認していきます。
GMS事業は140億円に黒字転換。
コロナ前実績を上回るV字回復となっています。
SM事業は減益。
フジの連結子会社化による増益効果60億円がありますが、既存SM事業各社は減益でした。
DS事業は増益。
節約志向が高まる中でニーズが拡大するディスカウント事業に追い風となりました。
ヘルス&ウエルネス事業は増益。
コロナ感染拡大・縮小など環境変化への機敏な対応により商機を獲得・拡大しました。
総合金融事業は微減益。
国内の営業利益は前期比66%にとどまるも海外が好調でした。
ディベロッパー事業は増益。
成長市場の取り込みが奏功。ベトナムを中心にアセアンがけん引し営業増益。
サービス・専門店事業は大幅増益。
外出規制や営業制約により集客面で影響を受けていたアミューズメント企業が増益貢献しました。
国際事業も大幅増益。
イオンベトナム、イオンマレーシアがけん引し、営業利益は前期比2倍強の128億円になりました。
こうやって各事業を記載すると規模の大きさが分かります(この記事では定性中心ですが…)。
ポイントはSM事業、総合金融事業(国内)の立て直しですかね。
次期の業績予想は増収増益となっています。
電気代上昇は△300億円、賃金上昇で△500億円を見込みます。
金額が恐ろしい~( ̄^ ̄)ゞ
4/25に以下のリリースを発信しています。
イオン、いなげや、U.S.M.Hによる「関東における1兆円のSM構想」実現のための経営統合に向けた基本合意です。
資本関係では以下の2段階の手順を踏みます。
①2023年11月目途:イオンがいなげやの株式保有数を17.01%→51.00%とし、子会社化する
②2024年11月目途:いなげやをU.S.M.H傘下の子会社とする
業務提携ではPB商品の導入拡大、商品の共同調達等に取り組みます。
イオンのU.S.M.Hの持分は51.0%となる予定です。
非支配株主に帰属する当期利益が大きすぎるのが課題ですね。
イオン(東証PRM、8267)の主な指標(2023/6/2現在)
■ 株価 : 2,789.5円
■ PER(予想) : 95.37倍
■ PBR(実績) : 2.40倍
■ EPS(予想) : 29.25
■ 1株配当(予想) : 36.00円
■ 配当利回り(予想) : 1.29%
■ 株主優待
権利確定月 2月末日・8月末日
半期100万円までの買上金額に対し、保有株に応じた返金率でキャッシュバック
100株以上 3%
500株以上 4%
1,000株以上 5%
3,000株以上 7%
権利確定月 2月末日
イオンギフトカード
1,000~1,999株 2,000円
2,000~2,999株 4,000円
3,000~4,999株 6,000円
5,000株以上 10,000円
※3年以上継続保有(2・8月末日、同一株主番号、7回以上連続)
■ 総合利回り(予想) : -%
株主優待のキャッシュバックです。
私は100株保有で返金率は3%、購入額は101,130円でした。
コンスタントに利用していますのでキャッシュバックはありがたいです(^^)/

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