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イオンモール 目標とする経営指標

イオンモールはイオンのショッピングセンターや商業施設OPAを開発・運営。
中国やASEANで海外展開。

買付日 : 2018年12月
数量 : 100株
取得単価 : 1,760円

今回は業績と株主優待について紹介します。

2023年2月期(4Q)
営業収益 398,244百万円(+25.7%)
営業利益 43,979百万円(+15.0%)
当期利益 12,994百万円(△32.6%)

増収:収益認識に関する会計基準適用前の試算では+10.3%
減益(営業利益は増益):コロナ前19年比では回復に至らず

会計基準変更により一部取引を営業原価内での純額から営業収益として認識することにしています。
これにより営業収益は48,890百万円増加しています(損益に与える影響は軽微)。

特別損失と法人税等で大きく利益を落としています。
特別損失は減損損失44億円、店舗損失引当金繰入額20億円、固定資産除却損24億円等です。
法人税等は昨年の取引による反動増です。


株主優待は以下の3つのコースから選択となります。
私は100株保有しており、3,000円/年1回です。

Aコースのイオンギフトカードにしました。

イオンモール_2023②

次期の業績予想は増収増益となっています。
セグメント別で見ると、海外で+5,160百万円、国内で+9,385百万円と国内外ともに大きく伸ばす計画です。

目標とする経営指標はいずれも25年度において目標値に達しない見込みです。※()内は23年計画値
EPS成長率 年率7%(△5.7%)
純有利子負債EBITDA倍率 4.5倍以内(5.9倍)
ROIC 5%以上(3.1%)

今後の海外物件を中心とした高い成長性を背景に各指標ともに改善を見込んでいます。

ROICが低いのが気になりますね。
将来成長に向けた海外の新規物件確保に伴う先行投資拡大が低下要因とのことです。

イオンモール(東証PRM、8905)の主な指標(2023/6/5現在)
株価 : 1,801.5円
PER(予想) : 15.18倍
PBR(実績) : 0.93倍
EPS(予想) : 118.65
1株配当(予想) : 50.00円

配当利回り(予想) : 2.78%

株主優待
権利確定月 2月末日
1.3つのコースから1つ選択
(1)イオンギフトカード
(2)カタログギフト
(3)カーボンオフセットサービスの購入
100株以上 3,000円相当
500株以上 5,000円相当
1,000株以上 10,000円相当

2.イオンギフトカード
1,000株以上 2,000円相当
2,000株以上 4,000円相当
3,000株以上 6,000円相当
5,000株以上 10,000円相当
※3年以上継続保有、基準日1,000株以上

総合利回り(予想) : 4.44%
上記は100株の場合


先日イオンモール幕張新都心にあるカンドゥーを訪問した時の一枚。
皆モデルになって可愛かったですね(^^)/

イオンモール_2023③
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RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしています
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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