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ミニストップ 国内事業とベトナムに経営資源を集中

ミニストップはイオン系コンビニ。関東、東海地区が地盤。
ファストフードに強み。海外縮小し国内に集中。

買付日 : 2022年10月
数量 : 100株
取得単価 : 1,399円

今回は業績と株主優待について紹介します。

2023年2月期(4Q)
営業総収入 81,286百万円(-%)
営業利益 △1,036百万円(-%)
当期利益 12,834百万円(-%)

減収:韓国ミニストップの事業譲渡による
増益(営業利益は赤縮):事業整理により改善

国内事業は増収増益(営業利益は赤縮)です。
アプリ中心のプロモーションで日販を維持しながら経費削減を行っています。

韓国ミニストップは1,000億円を超える営業総収入がありましたが、約11億円の営業損失でした。
事業譲渡により営業総収入は大幅に減少しましたが、その分利益の赤字幅が縮小したことになります。

ベトナムミニストップは20億円の増収、+3億円の増益です。
4Qには事業開始以来初の黒字化を達成しています。次期は通年で黒字化を目指します。

全事業赤字とは…


株主優待はソフトクリーム無料券、100株保有で5枚/年2回となります。

ミニストップ_2023

次期の業績予想は増収増益となっています。
営業利益は黒転(9億円)、全段階利益黒字を目指します。

全店日販は413千円→436千円、粗利率は29.6%→30.7%を計画しています。
出店は10、閉店は60で収益性を意識した作りになっています。

ミニストップ(東証PRM、9946)の主な指標(2023/5/2現在)
株価 : 1,411円
PER(予想) : 439.56倍
PBR(実績) : 1.01倍
EPS(予想) : 3.21
1株配当(予想) : 20.00円
配当利回り(予想) : 1.42%

株主優待
権利確定月 2月末日・8月末日
100株以上 ソフトクリーム無料券 5枚
200株以上 ソフトクリーム無料券 5枚+コーヒーSサイズ無料券 3枚
1,000株以上 ソフトクリーム無料券 20枚+コーヒーSサイズ無料券 3枚

総合利回り(予想) : 3.33%
上記は100株の場合(1枚270円で計算)


ついに当社の株式を現物で保有することにしました。
業績は良くありませんが、優待の魅力が勝ったということで。

上記の計算では1枚ソフトクリームバニラ270円で計算しています。
仮にプレミアム白桃ソフト421.20円で計算した場合には総合利回りは4.40%に跳ね上がります。

こういった限定品に対しても優待が使えるのも良いですね。
しかもHPでは「株主優待交換対象」と明記してもらえるのもありがたいです。
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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