ウイングアーク1st クラウドビジネスの強化
- 2023/05/17
- 20:00
ウイングアーク1stは帳票・文書管理ソフトと企業内データ活用支援の2本柱。
買付日 : 2021年7月
数量 : 100株
取得単価 : 2,058円
今回は業績について紹介します。

2023年2月期(4Q)
■売上収益 22,349百万円(+12.7%)
■営業利益 5,945百万円(△0.7%)
■当期利益 4,401百万円(+1.1%)
増収:BDSが好調に推移
減益(営業利益は減益):増収が戦略投資をカバーしてほぼ前年並み
帳票・文書管理ソリューション(BDS)の売上高は+16.3%でした。
帳票の出力及び管理をする「SVF」が+16.4%、戦略商材の「invoiceAgent」も+19.4%伸長しています。
データエンパワーメントソリューション(DE)の売上高は+6.7%。
「Dr.Sum」は+8.7%、「MotionBoard」も+3.8%とすべての項目でプラスになっています。
一方で費用も増加しています。
人件費、研究開発費、外注・業務委託料、その他費用と全ての項目で増加。
うち、戦略投資が特に増加したという整理です。
戦略投資とはSales&Marketing、開発関連、人件費、採用費などとしています。
次期の業績予想は増収増益となっています。
注力するのは「クラウドビジネスの強化」です。
クラウド成長率は20.3%から24.4%への伸びを目指します。
BDS・DEともに戦略商材を立てて伸ばしていきます。
BDSの軸となるのは「invoiceAgent」の拡販です。いまが稼ぎ時ですからね!
ウイングアーク1st(東証PRM、4432)の主な指標(2023/5/16現在)
■ 株価 : 2,278円
■ PER(予想) : 16.88倍
■ PBR(実績) : 2.25倍
■ EPS(予想) : 134.93
■ 1株配当(予想) : 45.00円
■ 配当利回り(予想) : 1.98%
■ 株主優待
なし
「日立の壁」(東原敏昭/東洋経済新報社)を読みました。
※2023年14冊目

日立が経営危機に陥った遠因は大企業病にあった。
そのためにグローバルで戦える集団にすることを最大の目標とした。
日立という巨大企業の中にいくつも立ちはだかっていた「壁」をたたき壊す作業だった、という内容かと。
元会長と前会長の大胆な経営改革もあり、個人的には著者が壁を打ち壊したというイメージは薄いです。
一方で大きな投資を含む事業の組み換えや負の遺産の一層に尽力した点には迫力を感じました。
あと単純に日立の中身を知ることができたのは良かったですね。
どうしても身近な家電のイメージがありますが、何が強みなのかよく分かりました。
ルマーダの話も興味深かったです。
こうやって知ったことがまた繋がっていくのが嬉しいのです。
買付日 : 2021年7月
数量 : 100株
取得単価 : 2,058円
今回は業績について紹介します。

2023年2月期(4Q)
■売上収益 22,349百万円(+12.7%)
■営業利益 5,945百万円(△0.7%)
■当期利益 4,401百万円(+1.1%)
増収:BDSが好調に推移
減益(営業利益は減益):増収が戦略投資をカバーしてほぼ前年並み
帳票・文書管理ソリューション(BDS)の売上高は+16.3%でした。
帳票の出力及び管理をする「SVF」が+16.4%、戦略商材の「invoiceAgent」も+19.4%伸長しています。
データエンパワーメントソリューション(DE)の売上高は+6.7%。
「Dr.Sum」は+8.7%、「MotionBoard」も+3.8%とすべての項目でプラスになっています。
一方で費用も増加しています。
人件費、研究開発費、外注・業務委託料、その他費用と全ての項目で増加。
うち、戦略投資が特に増加したという整理です。
戦略投資とはSales&Marketing、開発関連、人件費、採用費などとしています。
次期の業績予想は増収増益となっています。
注力するのは「クラウドビジネスの強化」です。
クラウド成長率は20.3%から24.4%への伸びを目指します。
BDS・DEともに戦略商材を立てて伸ばしていきます。
BDSの軸となるのは「invoiceAgent」の拡販です。いまが稼ぎ時ですからね!
ウイングアーク1st(東証PRM、4432)の主な指標(2023/5/16現在)
■ 株価 : 2,278円
■ PER(予想) : 16.88倍
■ PBR(実績) : 2.25倍
■ EPS(予想) : 134.93
■ 1株配当(予想) : 45.00円
■ 配当利回り(予想) : 1.98%
■ 株主優待
なし
「日立の壁」(東原敏昭/東洋経済新報社)を読みました。
※2023年14冊目

日立が経営危機に陥った遠因は大企業病にあった。
そのためにグローバルで戦える集団にすることを最大の目標とした。
日立という巨大企業の中にいくつも立ちはだかっていた「壁」をたたき壊す作業だった、という内容かと。
元会長と前会長の大胆な経営改革もあり、個人的には著者が壁を打ち壊したというイメージは薄いです。
一方で大きな投資を含む事業の組み換えや負の遺産の一層に尽力した点には迫力を感じました。
あと単純に日立の中身を知ることができたのは良かったですね。
どうしても身近な家電のイメージがありますが、何が強みなのかよく分かりました。
ルマーダの話も興味深かったです。
こうやって知ったことがまた繋がっていくのが嬉しいのです。
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