RIZAPグループ　最大のリスク（不確実性）はchocoZAP

2023/08/03
20:00

RIZAPグループは減量ジムやゴルフレッスンの「ライザップ」展開。
廉価ジム「chocoZAP」を育成中。

買付日： 2014年5月
数量： 400株
取得単価： 30円

今回は第20期報告書と株主優待について紹介します。

2023年3月期（4Q）
■売上収益　160,519百万円（△0.3％）
■営業利益　△4,505百万円（-％）
■当期利益　△12,733百万円（-％）

減収：既存事業で減収
減益（赤転）：chocoZAP先行投資、既存事業の減益

当期は上記要因と繰延税金資産の取崩により127億円の損失となっています。
結果、自己資本は142億円、自己資本比率は10.0％まで減少しています。

次期の営業利益も△45億円、当期利益は△90億円を見込んでいます。
もう一年同じレベルの損失が続くと、債務超過が見えてきます。

借入のコベナンツの一部に抵触しているようですが、期限の利益喪失請求権の行使は行われない想定です。
その代わり、諸々の経営計画の遂行が求められています。

グループシナジーが見込めない周辺事業の売却等がその中に含まれています。
想定以上に時間を要しているようです（業績良くないですし、金銭的折り合い付かないのもある？）。

ま、最大のリスクはchocoZAPが計画通りに進まないことです。
来期以降は利益成長フェーズ（回収期間）に移行する想定で、26/3期には営業利益300億円を目論んでいます。

そんなに上手くいきますかね？
楽天モバイルと同じ道を歩む気がしてならないのですが…

株主優待は株主優待ポイントです。
私は400株保有で10,000ポイント/年1回です。

前回のポイント持ち越し分とあわせて、こちらのスチーム&ベイクトースターに狙いをつけました。
残りの2,500ポイントは特に欲しいものがないので翌年に持ち越し。

リスクばかりあげつらっても仕方ないので、生暖かい目で見守りたいと思います。
残っている株の取得原価は12,000円程度なので…

なお7/28にはBRUNOが繰延税金資産の一部取り崩しと業績予想の修正を発表しています。
あわせてジャパンギャルズの子会社化による美容家電分野への本格参入を開示しています。

次回の優待カタログに美容家電が掲載されるかもしれませんね。
定価で手が届かない可能性が高そうですが…

RIZAPグループ（札幌ア、2928）の主な指標（2023/8/2現在）
■ 株価： 177円
■ PER（予想）： -倍
■ PBR（実績）： 6.92倍
■ EPS（予想）： -16.18
■ 1株配当（予想）： 0.00円
■ 配当利回り（予想）： 0.00%

■ 株主優待
権利確定月　3月末日
①chocoZAP 全額無料、②株主優待ポイント
100株以上　①2カ月分
200株以上　①2カ月分
400株以上　②10,000ポイント
800株以上　②14,000ポイント
1,600株以上　②24,000ポイント
2,400株以上　②30,000ポイント
4,000株以上　②36,000ポイント
8,000株以上　②72,000ポイント
16,000株以上　②144,000ポイント

＜2023年9月末日のみ＞
【RIZAPグループ創業20周年記念特別優待】
新規事業「chocozap」で利用可能な特別優待券
1株以上　全国のchocozap店舗を3ヵ月間、無料で利用可能な特別優待券

■ 総合利回り（予想）： 14.12%
上記は400株の場合

さて、優待の申し込み当日。
10時00分26秒には申し込みを完了させ、無事にゲットしました(^^)/

なおBRUNOのHPでは16,500円です。
Amazonではグレーが9,400円、グレージュが10,300円、ブラックが14,799円でした（下書き時点）。