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トリドールホールディングス 成長哲学「トリドール3頂」

トリドールHDは低価格うどん「丸亀製麺」展開。
居酒屋や香港で上場のヌードル「タムジャイ」も。アジア積極出店。

買付日 : 2015年9月
数量 : 200株
取得単価 : 750円

今回は業績と株主優待について紹介します。

2023年3月期(4Q)
売上収益 188,320百万円(+22.8%)
営業利益 7,466百万円(△47.6%)
当期利益 3,827百万円(△57.4%)

増収:全セグメントで増収、過去最高
減益(事業利益は増収):原価率上昇も経営効率向上で事業利益は増加

全セグメント増収増益です。
丸亀製麺と海外事業の売上収益は過去最高となりました。

国内その他は収益体質への変革が想定より早く進み、過去最高の事業利益で利益率12%超えです。
(国内その他は国内を拠点に展開する丸亀製麺・海外事業に含まれない業態)

一気に増益ドライバーとなった理由は2つあります。
・ずんどう屋、コナズ珈琲など収益性が高い業態に集中
・原価低減、メニューや人材配置の見直しなどのコスト削減

事業利益以下は補助金の影響で減益です。


株主優待は割引券です。

200株で4,000円/年2回となっています。
1年以上継続保有で+3,000円となっています。

トリドール_2023

次期の業績予想は増収減益となっています。

減益は補助金影響です。
タイムラグがあるのでしょうが、分かりにくいですね。

昨年11月に「トリドール3頂」という成長哲学を策定しています。
1 「KANDO」の頂へ
2 「二律両立」の頂へ
3 「称賛共助」の頂へ

面白いのは2の「二律両立」の頂へですね。

トレードオフを疑え。常識を超えたトレードオンこそ価値になる。
安易な正解に逃げず、非合理の強さを信じ抜き二律両立に辿りつけ。
誰も行かない道は、誰もが行きたい繁盛店への最短距離の近道だ。
困難さは参入障壁となり、独自の市場と圧倒的な優位性をもたらす。

トリドールHD(東証PRM、3397)の主な指標(2023/7/14現在)
株価 : 3,190円
PER(予想) : 106.83倍
PBR(実績) : 3.99倍
EPS(予想) : 29.86
1株配当(予想) : 7.50円
配当利回り(予想) : 0.24%

株主優待
権利確定月 3・9月末日
100円割引券
100株以上 30枚綴り(3,000円相当)
200株以上 40枚綴り(4,000円相当)
1,000株以上 100枚綴り(10,000円相当)
2,000株以上 150枚綴り(15,000円相当)

上記に加え、1年以上継続して200株以上保有の株主に追加贈呈
200株以上 30枚綴り(3,000円相当)

総合利回り(予想) : 2.12%
上記は100株の場合


いつぞや食した丸亀製麵の一品です。

トリドール_2023②
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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