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ファンケル 広告宣伝費は顧客基盤の強化に成果あり?

ファンケルは通販主力の無添加化粧品メーカー。
キリンHDと資本業務提携。

買付日 : 2018年7月、2019年8月
数量 : 102株
取得単価 : 2,547円

今回は業績と株主優待について紹介します。

2023年3月期(4Q)
売上高 103,595百万円(△0.4%)
営業利益 7,843百万円(△19.7%)
当期利益 4,970百万円(△33.0%)

減収:中国ロックダウン等の一時的な影響で海外が減収
減益:広告宣伝費が増加

売上高は△3億円でした。
内訳は国内+13億円、海外△17億円です。

国内は通販、流通が増加しましたが、店舗が△21億円でした。
来客者数減、通販・流通シフト、店舗閉鎖、施策絞り込みによります。
中国ロックダウンの影響は△16億円としています。

広告宣伝費が23億円増加してますが、当期の増収には結びついていませんね。

通販は客数が前期比+3%なので、ここに効いているのでしょうか?
前期はコロナの反動で△9%ですから、決算説明会資料に過去最高水準とあるのは盛りすぎ?

主要製品の広告効果の記載ありますが、広告費と新規獲得数の表記だけでは判断しにくいですね。
えんきんは広告費385%で新規獲得数が210%というのは良い結果?
(絶対数が欲しいところ)


株主優待は自社製品か「ファンケル銀座スクエア」ご利用券からの選択です。
私は100株保有で3,000円/年1回となっています。

ファンケル_2023

次期の業績予想は増収増益となっています。
増収による粗利増が+49億円、変動費は広告宣伝費は抑制しています。

ファンケル(東証PRM、4921)の主な指標(2023/8/3現在)
株価 : 2,411.5円
PER(予想) : 36.45倍
PBR(実績) : 3.89倍
EPS(予想) : 66.16
1株配当(予想) : 34.00円
配当利回り(予想) : 1.41%

株主優待
権利確定月 3月末日
以下①、②のいずれか1つ選択
①自社製品 または 寄付参加
②「ファンケル銀座スクエア」ご利用券
100株以上 ①3,000円相当、②3,000円分
200株以上 ①6,000円相当、②6,000円分
※要6ヶ月以上継続保有

総合利回り(予想) : 2.65%
上記は100株の場合


優待ですが、私は「ファンケル銀座スクエア」利用券を選択しています。
たまに訪問して、色々と見学の上購入するのが好きなんです。

ファンケル_2023②
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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