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タカラバイオ COVID体制をリセット、第二の創業期へ

タカラバイオは研究用試薬・機器が主力。
再生医療等製品や遺伝子解析・検査など受託のCDMO事業に展開。

買付日 : 2013年5月
数量 : 100株
取得単価 : 3,515円

今回は第21期報告書について紹介します。

タカラバイオ_2023

2023年3月期(4Q)
売上高 78,142百万円(+15.4%)
営業利益 20,541百万円(△28.9%)
当期利益 16,012百万円(△19.3%)

増収:COVID関連試薬が大幅に伸長
減益:売上構成の変化により原価率が上昇

試薬は上述のCOVID関連以外にも一般研究用試薬も堅調に推移しました。
一方で機器、CDMOは減収となっています。

利益増減は以下の通りです。
売上差+45、構成比△118、為替差+29、研究開発費△24、人件費△8、その他経費△7

タカラバイオ_2023②

次期の業績予想は減収減益となっています。
COVID関連試薬の剥落影響が大きい模様です。

COVID関連需要への対応に集中的にリソースを充てていた体制をリセットします。
その上で試薬/機器およびCDMO事業の更なる収益拡大を図ります。

いわば「第二の創業期」との位置付けだとか。
パテントクリフ(特許の崖)ならぬコロナクリフからの脱却と飛躍的成長を目指します。

タカラバイオ(東証PRM、4974)の主な指標(2023/8/4現在)
株価 : 1,717円
PER(予想) : 37.59倍
PBR(実績) : 1.84倍
EPS(予想) : 45.68
1株配当(予想) : 17.00円
配当利回り(予想) : 0.99%

株主優待
なし


この気持ちもいつか忘れる」(住野よる/新潮文庫)を読みました。
※2023年24冊目

この気持ちもいつか忘れる_2023

退屈な毎日を送る男子高校生カヤと、瞳が美しい謎の少女チカ。
二人が出会い、奇跡は始まる――。
ひりつく思いと切なさに胸を締め付けられる傑作恋愛長編。


「君の膵臓をたべたい」の著者による、初めての恋愛長編だそうです。
アレは恋愛長編でなかったのか…

この気持ちもいつか忘れる…
タイトル通りの作品です。

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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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