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守谷輸送機工業 第二の柱創出に向けた新たな事業基盤構築に着手

守谷輸送機工業は荷物用エレベーター大手。
大型では国内シェア過半。船舶用エレベーターも手がける。

買付日 : 2022年8月
数量 : 100株
取得単価 : 650円

今回は第76期事業報告書について紹介します。

守谷輸送機工業_2023

2023年3月期(4Q)
売上高 15,416百万円(+11.0%)
営業利益 777百万円(△57.2%)
当期利益 641百万円(△44.0%)

増収:大型荷物用エレベーターの販売台数増加が増収を牽引
減益:資材価格の上昇や円安の影響などが収益を圧迫

売上高は1Qをボトムにエレベーター着工・販売台数の増加と大型案件の受注によって四半期を追って拡大。
4Q期間の売上実績は+11%の売上増を確保しました。

損益的にもコストアップが集中した2Qをボトムに改善が進捗。
コストコントロールが前倒しで進捗し、改善基調は鮮明になっています。
とはいえ、昨年の利益率と比較すると4Q期間でも物足りないですね。

守谷輸送機工業_2023②

次期の業績予想は増収増益となっています。
付加価値の高い3t以上の大型荷物用エレベーターの着工増や資材価格上昇の価格転嫁浸透を見込みます。

原価増などの逆風の影響は早々に解消と想定とありますがこれは少し楽観視しすぎかと。
為替135円で見ているようですが、明らかに円安傾向ですからね…
(3円の円安で△0.4億円の減益要因)

1Qは好調で株価も堅調なのは嬉しいですが(=゚ω゚)ノ


2027年3月期をゴールとする中計を策定しています。

その中で「第二の柱創出に向けた新たな事業基盤構築に着手」とあります。
あくまで着手で本格参入は次期中計となる見通しとのことです(3年以上先ですか…)。

新市場のターゲットは現行領域と親和性の高い周辺分野もしくは横展開を想定とのことです。

横展開であれば船舶用荷物エレベーター、もしくは小型荷物用エレベーターへの製品拡大。
周辺展開であればDX展開や物流センターの機能高度化に関する内容のようです。

守谷輸送機工業(東証STD、6226)の主な指標(2023/8/10現在)
株価 : 1,277円
PER(予想) : 16.84倍
PBR(実績) : 2.85倍
EPS(予想) : 75.85
1株配当(予想) : 16.00円
配当利回り(予想) : 1.25%

株主優待
なし


ペリエ千葉は良く訪問するのですが、お気に入りの一つが「ポルチェリーノ」です。

特にランチはパスタ大盛り可、チーズフォンデュセットとドリンクが付きます。
チーズフォンデュセットは純粋に楽しいですよね。

ポルチェリーノ_2023

期間限定の美瑛産コーンとサルシッチのバター醤油パスタをいただきました。
じゅがいものクーリーソース付きです。

中々美味でした(^^)/

ポルチェリーノ_2023②
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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