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TBK 緊急収益対策とは?

TBKはトラック、バス用ブレーキで首位。
ポンプ類、エンジン部品、建機向けも。タイ、中国などで製販。

買付日 : 2018年2月
数量 : 100株
取得単価 : 510円 ※NISA口座を利用

今回は業績と株主優待について紹介します。

2023年3月期(4Q)
売上高 53,522百万円(+4.5%)
営業利益 △628百万円(-%)
当期利益 △2,065百万円(-%)

増収:為替換算影響を除くと実質的な売上減少
減益(赤転):材料市況、エネルギーコストにより営業損失

日本は半導体不足による売上未達に加え、エネルギーコスト高騰・価格転嫁遅れが響きました。
増収減益(赤転)となっています。

アジアは唯一の好調地域です。
タイ国内向け・輸出共に増加しています。インド主要顧客への価格転嫁も実現しています。

中国は国内の需要大幅減少の継続、北米は材料費の改善により赤字縮小です。

それに対応する形で緊急収益対策を打っています。
管理職給与カット、賞与箇月削減等で+3億円と世知辛い内容となっています( ̄^ ̄)ゞ


株主優待は100株の場合QUOカード500円/年1回です。

TBK_2023.jpg

次期の業績予想は増収増益となっています。
主に売上影響と売価影響、環境面増減を見ています。

売価は過年度価格転嫁遅れ分やインフレコスト価格転嫁分を含みます。
エネルギーコストは高騰継続、材料市況はピークアウトを見込みます。

配当は当期は無配、次期は10円/年(前期は12円/年)としています。

自動車部品メーカーはしんどそうですね( ̄^ ̄)ゞ

TBK(東証PRM、7277)の主な指標(2023/6/23現在)
株価 : 395円
PER(予想) : 16.02倍
PBR(実績) : 0.42倍
EPS(予想) : 24.65
1株配当(予想) : 10.00円
配当利回り(予想) : 2.53%

株主優待
権利確定月 3月末日
100株以上 QUOカード 500円相当
500株以上 山形県産お米「つや姫」 2.0Kg
1,000株以上 山形県産お米「つや姫」 5.0Kg

総合利回り(予想) : 3.80%
上記は100株の場合


3月決算会社の株主総会シーズンですね。

私は自分が投資しているという面もありますが、仕事の面でもこの辺りの動向は結構重要だったりします。
遅れ気味ですが、しっかりとキャッチアップしていきたいと思います。
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしています
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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