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丸井グループ 株主還元にDOEを導入、配当は+42円

丸井グループは小売やクレジット事業を行う企業グループの持株会社。

買付日 : 2016年9月
数量 : 100株
取得単価 : 1,324円

今回は共創通信vol.14について紹介します。

丸井グループ_2023②

2023年3月期(4Q)
売上収益 217,854百万円(+4.1%)
営業利益 38,771百万円(+5.4%)
当期利益 21,473百万円(+20.7%)

増収:フィンテックが増収
増益:小売、フィンテックともに増益

小売の売上収益は前期比減収、計画差△23億円でした。
営業利益は前期比増益、計画差は+1億円です。
次期の小売の営業利益計画は90億円から70億円に下方修正しています。

フィンテックの売上収益は大きく増収、計画差は△3億円
営業利益は増益も計画差△15億円です。
要因は家賃保証の計画未達が大きい模様です。

一方で主要3KPI(EPS、ROE、ROIC)は全て計画達成でした。
EPSは27%増、ROEは資本コストを上回る8.5%、ROICは3.5%です。

私がPL脳なのでしょうか…
あまり評価しにくい決算です。

丸井グループ_2023③

未来投資のページでは共創投資の推移が紹介されています。
累計投資額は269億円です。

インパクトと利益の両立をめざすということですが、利益出ているのかな?
決算説明資料によると当期の貢献利益は13億円とのことです。

共創投資先でのカード利用やテナント出店が含まれているようですが、それが期待することですかね?

丸井グループ_2023④

フィンテック・小売りの資本最適化により、めざすべきバランスシートが実現したとしています。

それを踏まえ、次期から株主還元方針としてDOEを導入します。
DOE8%=ROE13%以上×配当性向55%程度

これにより次期の配当額が+42円の101円/年を計画します。
優待の廃止分を配当増という形でおおよそカバーした形です。

丸井グループ(東証PRM、8252)の主な指標(2023/9/8現在)
株価 : 2,574円
PER(予想) : 18.75倍
PBR(実績) : 1.98倍
EPS(予想) : 137.31
1株配当(予想) : 101.00円
配当利回り(予想) : 3.92%

株主優待
なし


エポスゴールドカードを保有していますが、優待が廃止されたこともありほぼ利用していません。

一方で相方はウェブで定期的に買い物をしているようです。
(相方も当然に?ゴールドカード)

先日そんな相方にクーポン券が届いていました。
私には届きません…( ̄^ ̄)ゞ
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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