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三井住友フィナンシャルグループ PBR改善に向けて、PERは○○との相関が強い

三井住友フィナンシャルグループは3大金融グループの一角。
傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、プロミスなど。

買付日 : 2020年9月
数量 : 100株
取得単価 : 3,089.8円

今回は業績について紹介します。

2023年3月期(4Q)
経常収益 6,142,155百万円(+49.4%)
経常利益 1,160,930百万円(+11.6%)
当期利益 805,842百万円(+14.0%)

増収:為替影響に加え、法人貸出の増加等により連結粗利益が増加
増益:与信関係費用の減少等

連結粗利益は+2,247億円。
為替影響(+890)に加え、各事業部門の主要ビジネスがバランスよく増益となりました。

営業経費は△1,281億円。
こちらも為替影響(△510)に加え、Fullerton Indiaの連結化影響等により増加しています。

与信関係費用は642億円の増益要因。
フォワードルッキング引当(△480)を計上するも、大口先へ引当を計上した前年比で減少しています。

株式等損益は政策保有株式売却益の減少により減益。
特別損益は当期も店舗の減損(△300)を実施するも、前期比では増益となっています。


次期の業績予想は増益となっています。

連結業務純益は中計施策の推進によるRT・WS・GBの収益増強等で+636億円増益を目指します。
一方で与信関係費用はリテール事業拡大に伴い△198億円増加を見込みます。

配当は当期が前期比+30円の240円。
次期は配当性向40%、10円増配の250円としています。

足許は金利上昇を受けて株価は堅調ですね。

PBR改善に向けた説明が興味深かったです。

東証ROE8%を目指し、新中期経営計画で事業ポートフォリオの入替と採算性向上を推進します。
ただし、PERは国内金利との相関が強く、PBR1倍を実現するには外部環境の変化も必要との記載が。

ある意味分かりやすい業種ですね。

三井住友フィナンシャルグループ(東証PRM、8316)の主な指標(2023/9/14現在)
株価 : 7,459円 年初来高値
PER(予想) : 12.15倍
PBR(実績) : 0.75倍
EPS(予想) : 613.95
1株配当(予想) : 250.00円
配当利回り(予想) : 3.35%

株主優待
なし


アレ、アレですか~( ̄^ ̄)ゞ

今シーズンはつまらなかったですね~
CSは正直どうでも良いですが、シーズン強かったチームがこけるとまた議論になりそうですね。
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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