みずほリース 配当性向を25%に引き上げ?
- 2023/09/19
- 20:00
みずほリースは旧興銀系。
19年みずほFGの持分会社に。丸紅とも資本業務提携。持分会社にリコーリース。
買付日 : 2018年12月
数量 : 100株
取得単価 : 2,300円
今回は業績と株主優待について紹介します。
2023年3月期(4Q)
■売上高 529,700百万円(△4.5%)
■営業利益 31,756百万円(+77.5%)
■当期利益 28,398百万円(+90.6%)
減収:前年度に不動産案件の満了に伴う物件の売却が重なる
増益:リース・ファイナンス等収益が増加
売上高は不動産リース案件満了に伴う物件売却の有無等により大きく変動します。
これは業績と連動しないとのことで、次期の業績予想でも売上高の開示は省かれています。
当期利益の増減要因は以下の通りです。
・リース・ファイナンス等収益:+102億円(大口の航空機リース未収金回収、注力分野における採算向上)
・資金原価:△33億円(外貨建て資産の調達金利上昇)
・信用コスト:+95億円
・販管費:△24億円(専門分野を中心とした人員の増強及び次世代基盤整備にかかる経費増加)
・営業外損益:+62億円(持分法関連会社の業績伸長)
・税金費用等:△63億円
株主優待はQUOカードです。
私は保有期間1年以上で4,000円/年1回となっています。

次期の業績予想は増益となっています。
営業資産を増加させながらベース収益の拡大を継続します。
金利高止まりの影響を織込み、実質的な与信コストを前年度並に見積もっています。
前期と比較すると分かりにくいのですが、配当性向を25%に引き上げています。
(前期36%、当期25%で+17円の増配)
次期は利益成長及び配当性向引き上げにより、+19円の166円を予想しています。
みずほリース(東証PRM、8425)の主な指標(2023/9/15現在)
■ 株価 : 5,070円 年初来高値
■ PER(予想) : 7.92倍
■ PBR(実績) : 0.91倍
■ EPS(予想) : 640.35
■ 1株配当(予想) : 166.00円
■ 配当利回り(予想) : 3.27%
■ 株主優待
権利確定月 3月末日
QUOカード
100株以上
(保有期間1年未満) 3,000円相当
(保有期間1年以上) 4,000円相当
■ 総合利回り(予想) : 3.87%
上記は保有期間1年未満の場合
「CFO思考 日本企業最大の「欠落」とその処方箋」(徳成旨亮/ダイヤモンド社)を読みました。
※2023年29冊目

著者はニコン取締役専務執行役員CFOです。
前職ではMUFGのCFOを経験しており、日本の銀行部門でベストCFOに選出されたこともあります。
CFO思考こそが、企業のパーパスを実現させると熱く説きます。
CFO思考とは「CFOは冷徹な計算と非合理的なまでの熱意を併せ持つ」ことです。
この非合理的なまでの熱意というのがキーポイント。
いわゆる従来の金庫番的な経理部長ではダメということです。
ファイナンス部門のビジネスパーソンにオススメできる一冊です。
19年みずほFGの持分会社に。丸紅とも資本業務提携。持分会社にリコーリース。
買付日 : 2018年12月
数量 : 100株
取得単価 : 2,300円
今回は業績と株主優待について紹介します。
2023年3月期(4Q)
■売上高 529,700百万円(△4.5%)
■営業利益 31,756百万円(+77.5%)
■当期利益 28,398百万円(+90.6%)
減収:前年度に不動産案件の満了に伴う物件の売却が重なる
増益:リース・ファイナンス等収益が増加
売上高は不動産リース案件満了に伴う物件売却の有無等により大きく変動します。
これは業績と連動しないとのことで、次期の業績予想でも売上高の開示は省かれています。
当期利益の増減要因は以下の通りです。
・リース・ファイナンス等収益:+102億円(大口の航空機リース未収金回収、注力分野における採算向上)
・資金原価:△33億円(外貨建て資産の調達金利上昇)
・信用コスト:+95億円
・販管費:△24億円(専門分野を中心とした人員の増強及び次世代基盤整備にかかる経費増加)
・営業外損益:+62億円(持分法関連会社の業績伸長)
・税金費用等:△63億円
株主優待はQUOカードです。
私は保有期間1年以上で4,000円/年1回となっています。

次期の業績予想は増益となっています。
営業資産を増加させながらベース収益の拡大を継続します。
金利高止まりの影響を織込み、実質的な与信コストを前年度並に見積もっています。
前期と比較すると分かりにくいのですが、配当性向を25%に引き上げています。
(前期36%、当期25%で+17円の増配)
次期は利益成長及び配当性向引き上げにより、+19円の166円を予想しています。
みずほリース(東証PRM、8425)の主な指標(2023/9/15現在)
■ 株価 : 5,070円 年初来高値
■ PER(予想) : 7.92倍
■ PBR(実績) : 0.91倍
■ EPS(予想) : 640.35
■ 1株配当(予想) : 166.00円
■ 配当利回り(予想) : 3.27%
■ 株主優待
権利確定月 3月末日
QUOカード
100株以上
(保有期間1年未満) 3,000円相当
(保有期間1年以上) 4,000円相当
■ 総合利回り(予想) : 3.87%
上記は保有期間1年未満の場合
「CFO思考 日本企業最大の「欠落」とその処方箋」(徳成旨亮/ダイヤモンド社)を読みました。
※2023年29冊目

著者はニコン取締役専務執行役員CFOです。
前職ではMUFGのCFOを経験しており、日本の銀行部門でベストCFOに選出されたこともあります。
CFO思考こそが、企業のパーパスを実現させると熱く説きます。
CFO思考とは「CFOは冷徹な計算と非合理的なまでの熱意を併せ持つ」ことです。
この非合理的なまでの熱意というのがキーポイント。
いわゆる従来の金庫番的な経理部長ではダメということです。
ファイナンス部門のビジネスパーソンにオススメできる一冊です。
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