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三菱HCキャピタル ホップ、ステップ、ジャンプ…

三菱HCキャピタルは日立キャピタルと21年4月統合。
リース首位級。

買付日 : 2021年7月
数量 : 100株
取得単価 : 580円

今回は第52期株主通信について紹介します。

三菱HCキャピタル_2023

2023年3月期(4Q)
売上高 1,896,231百万円(+7.4%)
営業利益 138,727百万円(+21.6%)
当期利益 116,241百万円(+16.9%)

増収:米国の海上コンテナリース会社が貢献
増益:貸倒関連費用の減少等による

当期利益の増減要因は以下の通りです。

事業成長:+259億円(CAIの利益貢献、海外地域セグメントにおける米州子会社の事業伸長等)
貸倒関連費用:+215億円(前期に計上した大口貸倒関連費用の反動減等)
経費:△186億円(CAIの連結化等)
特別損益:△229億円(前期の政策保有株式の大口売却益の剥落)
その他:+109億円(税金の減少等)

三菱HCキャピタル_2023②

2025中計を策定・公表しています。

10年後のありたい姿である「未踏の未来へ、ともに挑むイノベーター」の実現に向けて取り組みます。
それは良いのですが、3次にわたる中計をホップ、ステップ、ジャンプに例えるのはセンスないと感じます…

種まきとか、足場固めといいながら、次期中計でも同じようなこと言っている会社は多いです。

財務目標、配当方針、財務健全性、非財務目標をしっかりと公表している点は好感が持てます。
ただし10年後のありたい姿が漠然としていて25年度の数値をどのように評価するのかは難しいですね。

三菱HCキャピタル_2023③

次期の業績予想は増益となっています。

航空事業の伸長等による事業成長を見込む一方、増加幅は限定的です。
これは当期の税金費用の減額効果剥落と投資や費用増を見込むためです。

次期の配当性向は44.3%、配当額は+4円の37円としています。

三菱HCキャピタル(東証PRM、8593)の主な指標(2023/9/22現在)
株価 : 1,051円
PER(予想) : 12.58倍
PBR(実績) : 0.95倍
EPS(予想) : 83.55
1株配当(予想) : 37.00円
配当利回り(予想) : 3.52%

株主優待
なし


姪っ子がクレーンゲーム好きです。
という訳で私も付いていく機会があるのですが、つい課金してしまうのが課題となっています…

まあ取れると嬉しいのですがコスパは悪いです( ̄^ ̄)ゞ

タイトーステーション_2023②
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしています
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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