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コスモス薬品 戦略にブレなし

コスモス薬品は九州地盤のドラッグストア。
ディスカウント徹底。関東圏への出店に意欲的。

買付日 : 2019年5月
数量 : 2株
取得単価 : 9,165円

今回はINTEGRATED REPORT 2023について紹介します。

コスモス薬品_2023③

2023年5月期(4Q)
売上高 827,697百万円(+9.6%)
営業利益 30,128百万円(+1.1%)
当期利益 23,797百万円(+2.8%)

増収:新規出店に伴い増加
増益:前年水準を維持、微増

118店舗を出店し、期末の店舗数は1,358店舗となりました。

出店の内訳は以下の通りです。
やはり関東や中部などが増えています。まだ九州も増やしていますが。
関東地区37店舗、中部地区26店舗、関西地区12店舗、中国地区12店舗、四国地区8店舗、九州地区23店舗

自社競合による一時的な収益性の低下も厭わないという方針に変わりはありません。

コスモス薬品_2023④

次期の業績予想は増収増益となっています。
特に戦略に変更はなさそうです。

一方で配当は増益と配当性向の引き上げで80円→100円→120円と伸長しています。

コスモス薬品(東証PRM、3349)の主な指標(2023/11/10現在)
株価 : 15,560円
PER(予想) : 25.89倍
PBR(実績) : 2.86倍
EPS(予想) : 601.03
1株配当(予想) : 120.00円
配当利回り(予想) : 0.77%

株主優待
権利確定月 5月末日・11月末日
①株主様お買物優待券
②全国共通おこめ券
100株以上
継続保有期間 1年未満:①5,000円分(500円券×10枚)または②10kg分
継続保有期間 1年以上:①7,500円分(500円券×15枚)または②15kg分

総合利回り(予想) : 1.41%
上記は継続保有期間1年未満の場合


正欲」(朝井 リョウ/新潮文庫)を読みました。
※2023年33冊目

自分が想像できる”多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな――。息子が不登校になった検事・啓喜。初めての恋に気づく女子大生・八重子。ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。ある事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり始める。だがその繫がりは、”多様性を尊重する時代"にとって、ひどく不都合なものだった。読む前の自分には戻れない、気迫の長編小説。


正欲_2023

ラストは何とも言えませんが、個人的には傑作の部類に入ります。

基本的に私は最後は楽観主義者なので、本作の登場人物のような思考回路にはなりませんが。
ほんの少しの救いと変わらない現実がリアルに感じました。
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしています
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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