記事一覧

INPEX どの段階利益が重要か?

INPEXは原油・ガス開発生産国内最大手。
豪州でLNG案件(イクシス)を操業。

買付日 : 2023年7月
数量 : 100株
取得単価 : 1,598円

今回は業績について紹介します。

2023年12月期(3Q)
売上高 1,601,835百万円(△5.7%)
営業利益 839,372百万円(△8.4%)
当期利益 280,392百万円(+5.1%)

減収:原油の販売価格が下落
増益(営業利益は減益):法人税等の減少による

販売量は+630億円増加しました。
一方、販売単価下落で△2,625億円、為替で+1,027億円と大きく増減しています。

その他の大きいところでは減損損失で△574億円となっています。
豪州での環境規制強化等を含む外部環境の変化等に伴い一部プロジェクトで発生しています。
こういったリスクは今後も増える可能性ありそうです。

法人税は+1,501億円。
一部の高税率国を中心に、油価下落による減収に伴い法人税等が減少したようです。

他の会社と比較して違和感あるのは法人税等の比率の高さです。
当期は70%程度、前期は74%ですからね…

と思って調べてみたところ、どうも産油国に支払うロイヤリティの類が法人税等に含まれているようです。
ということは営業利益で見てもあまり意味はなさそうです。


3Q決算時に通期の業績予想を上方修正しています。
原油価格・為替の前提条件を油価高・円安方向に見直したこと等によります。

INPEX(東証PRM、1605)の主な指標(2023/11/15現在)
株価 : 2,083円
PER(予想) : 7.98倍
PBR(実績) : 0.62倍
EPS(予想) : 260.88
1株配当(予想) : 74.00円
配当利回り(予想) : 3.55%

株主優待
権利確定月 12月末日
QUOカード
400株以上 継続保有年数1年以上:1,000円分、2年以上:2,000円分、3年以上:3,000円分
800株以上 継続保有年数1年以上:2,000円分、2年以上:3,000円分、3年以上:5,000円分

総合利回り(予想) : 3.67%
上記は400株、継続保有年数1年以上の場合


それってパクリじゃないですか?3~新米知的財産部員のお仕事~」(奥乃 桜子/集英社オレンジ文庫)を読みました。
※2023年35冊目

とある会社が月夜野に特許の買い取りを打診してきて、という展開です。

それってパクリじゃないですか?3_2023

手に取った瞬間、本が薄いなと感じました…
(本作は256ページ、1は272ページ、2は304ページ)

その予感(悪寒?)通り、この話は最後まで終わらず次巻まで続くことになります。
個人的には後50ページもあれば終わらせることができると思うのですが…

話としては次巻でラストでもおかしくはなさそうです。
いつまでも新米では困りますからね( ̄^ ̄)ゞ
関連記事

スポンサーリンク

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしています
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

スポンサーリンク

雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

Twitter