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ストリーム 投資家は「ガバナンスの欠如」にいかに向き合うべきか

ストリームはPC、家電の低価格販売サイト「ECカレント」を運営しています。

2016年1月に投資しています。
155円で購入しています。

本日、160円で売却しました。

皆さんご存知かと思いますが、当社の直近の動きを振り返ってみましょう。

2016/10/ 5 「三国ブレイズ」の事前登録開始を発表
2016/10/ 7 上記を材料視し、株価はストップ高(記事
2016/10/11 株価は一時ストップ高
2016/10/13 当社の株価を操縦容疑、証券監視委が強制調査(記事

株価の動きは以下の通りです。
ストリーム_2016⑤
※Yahoo!ファイナンスから引用

「事故は買い 事件は売り」といいますが、これは事件ですよね~。
リターン(材料)とリスク(事件の影響)の大きさ確率を天秤にかけて、売却することにしました。

米国では私も保有しているウェルズ・ファーゴが不正営業問題で揺れていますね。

さて、投資家は「(投資先の)ガバナンスの欠如」(≒不祥事)にいかに向き合えば良いのでしょうか?
リスクマネジメントの観点から考えたいと思います。

①回避
ガバナンスが欠如しそうな会社だけ回避するのは不可能ですね。
とすれば、そもそも株を購入しないことになるでしょうか?これはダメですね。
(こういった点で損失を被るのが許せない人には有効です)

②低減
ガバナンスが優良と思われる会社の株式を購入することでしょうか。
しかし、これも難しいのが実情です。東芝がその一例ですね。

③移転
保険ですね。ショートが該当するでしょうか?
全ての銘柄をショートする訳にもいきませんし、現実的ではないですね…

④保有
何もしない、発生した損失は甘受するということです。

さて、どれが良いですかね。

私は基本④で、②で自分として信用できない銘柄は購入しない(売却する)というスタンスです。
このスタンスでやっていけるのは分散投資を行っているからだと思います。

ちょっと自戒と反省を込めて今日の記事を書いてみました(=゚ω゚)ノ

ストリーム(マザーズ、3071)の主な指標(2016/10/14現在)
株価 : 153円
PER(予想) : 10.74倍
PBR(実績) : 2.36倍
EPS(予想) : 14.25
1株配当(予想) : 0.00円
配当利回り(予想) : 0.00%

株主優待
権利確定月 1月末日
株主優待割引券(1枚あたり1,000円割引)
100株以上 1枚
2,500株以上 3枚
5,000株以上 5枚

総合利回り(予想) : 6.54%
上記は100株の場合
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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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