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NISA 今までの振り返りと今年の戦略について

2014年にスタートしたNISA(少額投資非課税制度)。
2017年のNISA活用の前に、今までの振り返りと今後の戦略について検討してみます。

■利用証券会社
SBI証券
国内株式はSBI証券をメインで活用しており、NISAも同証券会社を利用しています。

■今までの投資戦略
国内株式・REITを対象に、①高配当、②中配当+株主優待、③その他に投資しています。
①をメインにスタートしましたが、①は(私の中で)候補が少なく、年々②に流れていますね。

■投資銘柄
今までも個別に紹介していますが、せっかくの機会なので一覧化したいと思います。
・各銘柄が上記①~③のどれに該当するかを付記
・③の場合は理由を付記
・基本的に最低単元数の保有、それ以外の場合は株式数を記載
含み損銘柄(2017/1/6時点)は赤太字、配当考慮するとプラスは赤字

<2014年>
①[8975]いちごオフィスリート投資法人
①[8986]日本賃貸住宅投資法人
①[3295]ヒューリックリート投資法人
①[8002]丸紅
①[3308]日本ヘルスケア投資法人
①[9622]スペース
②[9757]船井総研ホールディングス
①[01426]スプリングREIT ※海外REIT

<2015年>
②[8591]オリックス
③[3192]白鳩 →優待新設期待
①[3834]朝日ネット
②[3277]サンセイランディック
①[2341]アルバイトタイムス
②[4275]カーリットホールディングス
②[8566]リコーリース
②[9414]日本BS放送

<2016年>
②[1722]ミサワホーム
②[6240]ヤマシンフィルタ
②[7512]イオン北海道
②[4718]早稲田アカデミー
②[3197]すかいらーく
②[3201]ニッケ
①[4767]テー・オー・ダブリュー
①[7752]リコー
②[7921]宝印刷
②[8935]エフ・ジェー・ネクスト
②[9728]日本管財
②[9769]学究社
②[8291]日産東京販売ホールディングス

■今後の戦略
2017年も今までの戦略を踏襲したいと考えています。

値上がり期待銘柄に投資し、売却益を非課税にするのが最も効果的だと思います。
(一定以上の売却益がないと最も効果的とは言えません)

でもどの銘柄が急騰するか分かれば苦労はしませんよね。
また、非課税期間終了時で含み損になっている場合は注意が必要です。

ロールオーバーしないと特定/一般口座に時価で移管されます。
それ以降に株価が回復しても、売却時には税金が余分に掛かってしまいます。

5年間の非課税期間終了時は翌年の新規非課税枠内であれば引き継げます。
含み益が出ている場合はすべて引き継ぎできないと思いますが、いつ・どうやって選択するんですかね。

投信の積み立てという選択肢もあるかと思います。
この場合は将来の売却益(と分配金)の非課税が目的ですかね。

とはいえ、最長5年、ロールオーバーしても10年は積立の趣旨とは不整合な気がします。
「積立NISA」の創設案が出されていますが、積立でNISA活用したい方はこちらが良いと思います。

NISAはこの使い方が一番!と中々言いづらい所があります。
自分の投資スタイルに合わせて、メリット・デメリットを理解した上で上手く活用したいですね(=゚ω゚)ノ

【追記】
平成29年度税制改正大綱」(P6)によればロールオーバーは上限額が撤廃されるようです。
また、金融庁の改正要望通りであれば、含み損の場合でも取得価額を引き継げるようになるかも。
この辺りは詳細判明すれば、また記事書きたいと思います。
(楽々さん、ご指摘ありがとうございます!)

② 非課税口座に設けられた非課税管理勘定に、他の年分の非課税管理勘定又は未成年者口座に設けられた非課税管理勘定から移管がされる上場株式等については、その移管により非課税管理勘定に受け入れる上場株式等の価額(払出し時の金額)の上限額を撤廃する。
③ その他所要の措置を講ずる。

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プロフィール

RYU

Author:RYU
某企業で財務の仕事をしていました
その知識を投資に活かしています

日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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雑誌に掲載されました

☆ダイヤモンド・ザイ2018年6月号
☆ネットマネー2017年8月号
☆マネーポスト2017年春号、夏号

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