日本たばこ産業(JT) 長期保有に向いている銘柄かと
- 2017/04/02
- 20:00
日本たばこ産業(以下、JT)はたばこ事業を中核に、食品、医薬品も展開しています。
2013年4月に投資しています。
3,650円で購入しています。
今回は業績報告書(vol.56)と株主優待について紹介したいと思います。

当社のメッセージは力強いのが印象的です。
TOP MESSAGEでは以下のような表現が使われています。
2016年実績の調整後営業利益は前年比-6.4%、為替一定ベースでは+11.3%となりました。
(以下、調整後営業利益は為替一定ベース)
医薬事業は100億円を超える増益(黒転)、加工食品事業は4期連続の利益成長となりました。
医薬の好調は抗HIV薬の導出品のロイヤリティ収入増加、開発進展に伴う一時金収入によります。

2017年業績見込です。
調整後営業利益は+3.4%と、さすがに厳しい経営環境を踏まえた現実路線となっています。
営業利益・当期純利益は前年発現した不動産売却益等が大きく減少することから減益見通しです。
一方、配当金は10円増配となる年間140円を予定しています。

海外たばこ事業が成長のドライバーです。
2017年はかねてより取り組んできた製造体制の最適化によるコスト削減効果等により、
調整後営業利益は+9.1%と引き続き力強い利益成長を見込んでいます。

国内たばこ事業はT-Vapor*の影響がさらに大きくなることにより、減収減益を見込んでいます。
*たばこ葉を燃焼させず、加熱等によって発生する蒸気を愉しむ製品カテゴリー
この分野での出遅れは痛いですね~
巻き返しできるでしょうか。

興味深かったのが新商品紹介コーナーです。
ウィンストン・ミニは「価格に敏感な」お客様のニーズと期待にお応えする商品だそうです。
代替の効きにくい嗜好品で愚策だと思いますが、競合対策でやむを得ないのでしょうか。

株主優待は100株保有で、恒例の「ご飯詰め合せ」を選択しました。

Dコース(2,000株以上保有)は縁がなさそうです…

3/31時点の株価は3,618円ですか。
買値より少し下がっていますね。
しかし、購入時から配当金を44,400円(税金控除前)受け取っています。
1株当たり配当金は年96円→100円→118円→130円→140円(予想)と右肩上がりです。
(EPS成長より連結配当性向の上昇によるところが大きいですが…)
こういう銘柄を選んで長期保有したいですよね(=゚ω゚)ノ
欧州のたばこ規制の本格導入の影響、ロシアの不安定さ、日本の総需要減少継続と課題は山積です。
政府による売り出し懸念もあります。
しかし、それらの課題を乗り切る力が当社にはあると思っています。
JT(東証1部、2914)の主な指標(2017/3/31現在)
■ 株価 : 3,618円
■ PER(予想) : 18.00倍
■ PBR(実績) : 2.64倍
■ EPS(予想) : 201.00
■ 1株配当(予想) : 140.00円
■ 配当利回り(予想) : 3.87%
■ 株主優待
権利確定月 6月末日・12月末日
100株以上 1,000円相当の自社商品
200株以上 2,000円相当の自社・グループ会社商品
1,000株以上 3,000円相当の自社・グループ会社商品
2,000株以上 6,000円相当の自社・グループ会社商品
■ 総合利回り(予想) : 4.42%
上記は100株の場合
今日は記事が長くなりましたし、酔っていますのでコメントは割愛です(=゚ω゚)ノ
2013年4月に投資しています。
3,650円で購入しています。
今回は業績報告書(vol.56)と株主優待について紹介したいと思います。

当社のメッセージは力強いのが印象的です。
TOP MESSAGEでは以下のような表現が使われています。
・改めて、我々の戦略に対し自信を深めたところです。
・しかし、われわれにはこれまでも変化への対応力を遺憾なく発揮し、着実な事業投資の成果として持続的成長を実現してきたという自負があります。
2016年実績の調整後営業利益は前年比-6.4%、為替一定ベースでは+11.3%となりました。
(以下、調整後営業利益は為替一定ベース)
医薬事業は100億円を超える増益(黒転)、加工食品事業は4期連続の利益成長となりました。
医薬の好調は抗HIV薬の導出品のロイヤリティ収入増加、開発進展に伴う一時金収入によります。

2017年業績見込です。
調整後営業利益は+3.4%と、さすがに厳しい経営環境を踏まえた現実路線となっています。
営業利益・当期純利益は前年発現した不動産売却益等が大きく減少することから減益見通しです。
一方、配当金は10円増配となる年間140円を予定しています。

海外たばこ事業が成長のドライバーです。
2017年はかねてより取り組んできた製造体制の最適化によるコスト削減効果等により、
調整後営業利益は+9.1%と引き続き力強い利益成長を見込んでいます。

国内たばこ事業はT-Vapor*の影響がさらに大きくなることにより、減収減益を見込んでいます。
*たばこ葉を燃焼させず、加熱等によって発生する蒸気を愉しむ製品カテゴリー
この分野での出遅れは痛いですね~
巻き返しできるでしょうか。

興味深かったのが新商品紹介コーナーです。
ウィンストン・ミニは「価格に敏感な」お客様のニーズと期待にお応えする商品だそうです。
代替の効きにくい嗜好品で愚策だと思いますが、競合対策でやむを得ないのでしょうか。

株主優待は100株保有で、恒例の「ご飯詰め合せ」を選択しました。

Dコース(2,000株以上保有)は縁がなさそうです…

3/31時点の株価は3,618円ですか。
買値より少し下がっていますね。
しかし、購入時から配当金を44,400円(税金控除前)受け取っています。
1株当たり配当金は年96円→100円→118円→130円→140円(予想)と右肩上がりです。
(EPS成長より連結配当性向の上昇によるところが大きいですが…)
こういう銘柄を選んで長期保有したいですよね(=゚ω゚)ノ
欧州のたばこ規制の本格導入の影響、ロシアの不安定さ、日本の総需要減少継続と課題は山積です。
政府による売り出し懸念もあります。
しかし、それらの課題を乗り切る力が当社にはあると思っています。
JT(東証1部、2914)の主な指標(2017/3/31現在)
■ 株価 : 3,618円
■ PER(予想) : 18.00倍
■ PBR(実績) : 2.64倍
■ EPS(予想) : 201.00
■ 1株配当(予想) : 140.00円
■ 配当利回り(予想) : 3.87%
■ 株主優待
権利確定月 6月末日・12月末日
100株以上 1,000円相当の自社商品
200株以上 2,000円相当の自社・グループ会社商品
1,000株以上 3,000円相当の自社・グループ会社商品
2,000株以上 6,000円相当の自社・グループ会社商品
■ 総合利回り(予想) : 4.42%
上記は100株の場合
今日は記事が長くなりましたし、酔っていますのでコメントは割愛です(=゚ω゚)ノ
- 関連記事
-
- スペース 資本効率は? (2017/04/04)
- 「株主優待バブル過熱」 記事を読んで思うこと (2017/04/03)
- 日本たばこ産業(JT) 長期保有に向いている銘柄かと (2017/04/02)
- 長瀬産業 かたろグ~、はんばーグ~ (2017/03/30)
- 杉田エース ○○メシ (2017/03/29)
スポンサーリンク